紫外線対策【世界一受けたい授業 5月7日】人参ジュース・隠れシミ

2016年5月7日世界一受けたい授業は5月の紫外線は真夏並み!
今すぐ始めよう!紫外線対策が紹介されました

佐々木政子先生

東海大学名誉教授
太陽紫外線研究の第一人者

紫外線

紫外線には２種類ある

ＵＶ－Ａ

シミ・シワが増える原因となる
太陽から届く紫外線の約９５％を占めている
窓ガラスを通り室内にも入り込み、日常生活の中で
意識せず浴びているため、生活紫外線とも呼ばれている

肌の奥まで届きコラーゲンなどにダメージを与える
ＵＶＡが１年で１番多いのが５月

ＵＶ－Ｂ

太陽から届く紫外線の約５％だが、エネルギーが強く
浴びすぎると皮膚の炎症・皮膚がんの原因になる

奥までは届かないが、皮膚へのダメージが強い

日焼けのタイプ

日本人はＢのタイプが多い
３タイプの中で一番紫外線の悪影響を受けやすいのは
Ａの「すぐ赤くなり、わずかに黒くなる」タイプ
皮膚がんなどの発生リスクが高い
Ａタイプの人は日頃から過剰な紫外線は浴びないように
気を付けた方が良い

シミを防ぐ紫外線対策

日傘を差すだけで、顔に当たる紫外線（ＵＶ－Ａ）を
約９５％カットできる

地面から反射する紫外線は日傘ではブロックできないが
地面から反射する紫外線量（ＵＶ－Ａ）はあまり多くない
ので気にする必要はない

紫外線（ＵＶ－Ｂ）は服の素材で素肌に浴びる紫外線量が
違ってくる

ポリエステルは紫外線を通さない
生地を作っているポリエステル分子が紫外線を吸収するので
肌まで届かない

紫外線防止には色は関係ないが、黒は熱を吸収してため込んで
しまうので、夏は熱中症予防のため、白がオススメ

犬山紙子さんの隠れシミ

肉眼で見えるシミは少ないが、隠れジミは皮膚の下に多くなる

隠れジミを減らす飲み物：人参入り野菜ジュース

人参などに含まれるβ-カロテンが肌の新陳代謝を良くし
隠れジミを減らす
β-カロテンはジュースにすることで、そのまま食べるより
吸収率が高まる

人参ベースの野菜果物ジュースを１日（200ml）８週間飲み続けた
ところ、隠れジミが減少

日光浴は時間帯に注意

紫外線を浴びることは悪いことだけではない

紫外線ＵＶ－Ｂは浴びると、ビタミンＤが体内に生成され
骨を強くする
紫外線を避けすぎると骨粗しょう症になることがあるので
適度な紫外線を浴びることが重要

弱い時間帯に15分浴びることで、ビタミンＤ不足が防げる

手の平はシミの素（メラニン）がほぼ無いのでシミを
気にすることなく日光浴ができる
木陰で手の平を上に向け、15分程度日光浴をすることで
十分ビタミンＤ不足が補える