紫外線に強い肌を作る入浴法【みんなの家庭の医学 7月26日】ヒートショックプロテイン・紫外線対策の落とし穴・肌の老化・皮膚がん・免疫力低下・市橋正光・前田眞治
2016年7月26日たけしの健康エンターテインメントみんなの家庭の医学で
紫外線対策の意外な落とし穴・紫外線に強い肌を作る方法が紹介されました
市橋正光先生
神戸大学名誉教授
紫外線と光老化研究の権威
紫外線による光老化
紫外線は肌に当たるとコラゲナーゼという物質を活性させ
コラーゲンを分解
これが長年の蓄積されシワ・たるみの原因を作る
紫外線が原因の皮膚がん「基底細胞がん」
紫外線を浴びると肌細胞のDNAが傷つけられ、細胞が
治らないまま細胞が分裂すると皮膚がんが発生すると
考えられている
紫外線で免疫力が低下
ランゲルハンス細胞はウイルス等から身体を守る免疫細胞
ランゲルハンス細胞に紫外線が当たると減少してしまうため
免疫機能が低下する
紫外線対策の落とし穴
家の中でも紫外線に注意!
紫外線には2種類あり、紫外線Bは窓を閉めていればほぼ
通過しないのに対し、紫外線Aは窓を通過し室内にも
入ってくる
しかも紫外線Aは浴びても赤くならないため、気が付かない
うちに大量に浴びてしまう
日傘の高さに注意!
紫外線は、地面や壁に反射したり散乱したりとあらゆる方向
から飛んでくるため、日傘が高い位置にあると横や下からの
紫外線を上手く防げない
また、太陽の向きに合わせて傾けるだけでも紫外線を
効果的に防ぐことができる
もともと日焼けしにくい人はいる?
スキンタイプには3つあり、Iのタイプは日焼けしにくいが
すぐ赤くなって黒くなりにくい人は遺伝子につく傷の量が多い
黒くなりやすい人の方が紫外線の影響を受けにくい
紫外線に強い肌を作る入浴法
ヒートショックプロテインとは熱刺激で増加するタンパク質のことで、
傷ついた細胞を修復する働きがある
お風呂でヒートショックプロテインを増やすことで傷ついた肌細胞の
修復を高め、紫外線に強い肌を作る
この入浴法は3日1度の実践で良い
毎日やってしまうと身体が熱刺激に慣れ、ヒートショックプロテインが
増えづらくなる
また、ピークは実践して2日目なので、下がり始める3日目のタイミング
で実践することで減少に歯止めをかけることができる
入浴法
3日に1度湯船につかり、あとの2日はシャワーがオススメ
41℃の湯船に15分ほど浸かる
【長めに湯船につかるヒケツ】
・脱水を避けるためにこまめに水分補給することが大事
・無理せず途中に休憩をはさみながら入浴する
シャワーの温度を下げることで、41℃のお湯になれるのを
防ぎ、熱刺激の効率を保つ
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