シワが多い人・しわが少ない人【この差って何ですか? 9月5日】白澤卓二・鮭・玉ねぎの皮茶・落花生の薄皮

2017年9月5日この差って何ですか?で60歳でも
「シワの少ない人」と「シワの多い人」の差
20170905211501

白澤卓二先生

お茶の水健康長寿クリニック院長
白澤卓二

シワの主な原因「紫外線」

シワ1シワ2
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3構造
真皮には、たんぱく質(コラーゲン)が網の目状に
はりめぐらされており、それが表皮を支えてハリの
ある肌を保っている

シワ3シワ4
しかし、紫外線を浴びすぎるとコラーゲンが壊され

シワ5
表皮が支えきれなくなり、表皮にへこみが…
それがシワとなる

日頃シワを作らない日傘の色は「黒」or「白」?

「黒」の方が良い
日傘1日傘2
「黒の日傘」は紫外線を吸収してくれる
実は重要なのは「内側の色」で内側が「白」だと、地面からの
照り返しの紫外線を跳ね返してしまうため、顔に紫外線が
あたってしまう
内側が「黒」だと紫外線を吸収するので顔に当たりづらくなる

朝の洗顔方法「熱いお湯」or「ぬるま湯」or「水」?

ぬるま湯がオススメ!
洗顔1
水の温度が非常に重要
「朝の洗顔」は夜に塗った化粧品の油分・や夜中に分泌された
皮脂汚れなどを洗い流すことが必要
この皮脂が溶け出る温度が30℃以上なので、30℃~32℃ぐらい
の「ぬるま湯」で洗顔するのが一番いい
状態を保つことができる

「水」は皮脂が溶け出さないため、吹き出物やかゆみの原因にも

32℃以上の「熱いお湯」の場合は、皮脂が落ちすぎてしまい、肌が
乾燥しすぎてバリア(保湿)機能が低下するため良くない

美容を意識した朝食は「目玉焼き」or「焼き鮭」?

「焼き鮭」がオススメ!
魚1魚2
鮭には、たくさんの「コラーゲン」が含まれている
紫外線で壊れてしまう「コラーゲン」を摂って作ることが必要
現在の研究では「コラーゲンを食べる」と「コラーゲンペプチド」に
分解され「コラーゲン細胞」が増加すると言われている
「焼き鮭の皮」は特に「コラーゲン」が多い

鶏肉1鶏肉2
鮭以外で「コラーゲン」が多く摂れる食べ物は鶏肉
「手羽先」には「ビタミンB6」が含まれており「コラーゲン」を
作るのに必要な成分も入っている

鶏肉3
鶏レバーに含まれる「レチノール(ビタミンA)」は
「ヒアルロン酸」を増やすことができる

美容にオススメ「玉ねぎの皮茶」

皮茶1
「玉ねぎの皮茶」とは乾燥させた玉ねぎの皮を3分ほど煮出したもの
玉ねぎの皮にはファイトケミカルという抗酸化作用がある成分が
含まれている

皮茶2
抗酸化作用は老化の原因であるコラーゲンの減少を抑える
ファイトケミカルはほとんどの野菜や果物の皮に含まれている

皮茶3
ちなみに落花生の茶色の薄皮にファイトケミカルが多く含まれている

シワ予防に効果的な入浴法「熱いお湯に約5分」or「ぬるいお湯に10分以上」?

オススメは「熱いお湯に約5分」
お風呂1
これは「ヒートショックプロテイン」が作られる温度との関係
「ヒートショックプロテイン」は紫外線で傷ついた肌のダメージを
修復するたんぱく質のこと

お風呂2
40℃の時は20分、41℃の時は10分、42℃の時は5分入浴することで
「ヒートショックプロテイン」の効果が期待できる

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