医者が教える正しい食べ方【中居正広の金スマ 5月18日】健康・ダイエット・牧田善二

2018年5月18日中居正広の金曜日のスマイルたちへは
ちまたの健康法はウソだらけ!48万部ベストセラー
「医者が教える食事術」
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牧田善二先生

エージーイー牧田クリニック 院長
「医者が教える食事術」著者
牧田善二

20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方
「全く効果が無い食べ方」やむしろ「体に悪い食べ方」が
世に広まってしまっているとのこと
正しい食事術とは、「食べ順」「食べ合わせ」「栄養」など
いま常識とされている食や料理に関する知識を医学的に正し
く見直した食事法

良かれと思っていた食べ方が実は逆!驚いたランキング

7位
血中のコレステロールが高いと動脈硬化を進ませ、心筋梗塞
や脳卒中のリスクを高めるとされている
そのためコレステロールを多く含む海老や魚卵、なかでも
手軽な卵は「食べても1日1個まで」が常識になっていた
ところが2015年厚生労働省と日本動脈学会は驚きの
声明を発表!
「食事によってコレステロール値は大きく変わらない!」
つまり何をどれだけ食べても血液中のコレステロール値には
影響がないということ
体内のコレステロールのほとんどが肝臓で作られおり、食事
で摂った量に応じて肝臓が生産量を調整
体内にコレステロールが多く入ってくると肝臓は生産量を
減らし、コレステロールが入ってこなければ逆に生産量を
増やす
こうしてバランスをとっているため、卵をはじめ食事は体内
のコレステロール値にほとんど影響がない
卵はタンパク質・ビタミン・ミネラルを含んだ完全な栄養食材
生活習慣病の予防にもなるので積極的に摂取すると良い

6位
三角食べとはご飯・お味噌汁・おかずなどを順繰りに食べること
慣れ親しんだ食べ方だが、医学的には正しくないとのこと
それは早めに炭水化物を食べると血糖値が急上昇し、肥満に
なるなど体の負担が大きくなるため
またご飯に合うようおかずの味付けが濃くなり、ご飯の量が
増えることにもつながる
急に糖質が多く体内に入ると血糖値が急上昇するが、それを
下げようとエネルギーとして消費するが、消費しきれない分は
インスリンが脂肪として蓄えてしまう
これが起きてしまう三角食べは肥満になりやすい
タンパク質や脂質を食べてから最低でも3分後に炭水化物を
食べると糖の吸収を抑える効果があるとのこと

5位
果物にはミネラルやビタミンなど体にいい栄養素が沢山つまって
いるが、フルーツジュースには脂肪を作りやすい果糖が多く含ま
れいる
果糖はブドウ糖とは別のもので、果糖はエネルギーになりにくく
逆に中性脂肪として取り込まれやすい
コップ1杯のフルーツジュースをつくるにはたくさんの果物が
必要なので、そのまま食べるより太りやすくなる
さらに絞り出すタイプのジュースは腸内環境を整える食物繊維が
搾りかすとして捨ててしまうことになる
果物はジュースにせずそのまま食べ、食事の最後にゆっくりと
噛んで食べると良い

4位
油はカロリーが高く体に悪いとイメージされ、摂取すると太る
と思われてきた
しかし油の中に含まれる脂質によってむしろ代謝はアップする
サラダ油・オリーブオイル・ごま油・えごま油などの食物から
出来ている油は必須脂肪酸という物質が含まれおり、これは
人間の体では作り出すことができず、食べる事でしか体内に
入れられない
そしてこの必須脂肪酸は体内の脂肪を燃やす働きがある
油の中で特にオススメなのがオリーブオイル
油は体内で酸化してしまう有害物質になってしまうがオリーブ
オイルは非常に酸化しにくい性質を持っている
白米とチャーハンではお米を油でコーティングした炒飯の方が
糖質の吸収を緩やかにしてくれる

3位
髪の毛の成分の99%はケラチンというたんぱく質でできて
おり、ワカメにはミネラルは多いがタンパク質は極端に少ない
髪の毛のケラチンの素になる栄養を含んだ食品はタンパク質
亜鉛・ビタミンB

2位
医学的に見るとコラーゲンは食べても効かないとのこと
コラーゲンはタンパク質の一種で、細胞と細胞の間のクッション
のような働きをしている
肌に多いとプルプルに、逆に少ないとカサカサに
しかしコラーゲンは食べても消化の過程で分解され、アミノ酸に変化
コラーゲンを増やすには、皮膚内部にあるコラーゲンを作りだす
細胞の繊維芽細胞を活発にする必要がある
繊維芽細胞を活発にする栄養がビタミンAとC
ビタミンAはバター、チーズ、海苔、うなぎなどに豊富
ビタミンCは果物や緑茶に多く含まれている

しかし、近年の研究によりコラーゲンはすべてアミノ酸に分解される
のではなく一部は「ペプチド」という状態に
体内のコラーゲン生成に役立つ役割をすることが分かってきた
「コラーゲンペプチド」の状態で食べた場合、分解工程を省略できる
ため、普通のコラーゲンよりも吸収性が高く、美容・健康に良い結果
を得られたという研究結果も報告

1位
医学的には脂肪は食べても太らない
食べた脂肪はそのまま体の脂肪になるわけではなく体内で様々な
ことに使用される
細胞膜やホルモンや胆汁を作る材料になるなど使い道が多く皮下脂肪
として溜まる余地はほとんどない
さらに脂肪はとても消化に時間がかかるので吸収されにくいとのこと
また余った脂肪は便として排出されるので肥満の原因にならない

ちなみに太りにくいラーメンの食べ方は、チャーシュー→もやし
メンマなどの野菜・最後に麺が糖の吸収を抑える食べ方とのこと

【番外】
番外
パン・パスタを食べる時に太らない飲み物はワイン

番外2
「パンのみ」と「パン+ワイン」で血糖値を比較したところ
このような実験結果が!
ワインを飲みながらパンを食べた方が糖分の吸収が緩やかで
太りにくいとのこ
ワインの赤色の成分ポリフェノールの一種タンニンには糖の
吸収を抑え、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果がある
白ワインにはタンニンは少ししか含まれていないが、ビンの
底に沈殿している酒石酸にも糖の吸収を抑える効果がある
量はグラス1~2杯が理想的!

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