内臓脂肪を減らすBATを増やす・奥園レシピ【たけしの家庭の医学 6月26日】サバ缶のたまねぎマリネ・ミント・小田原雅人・奥薗壽子

2018年6月26日名医とつながる!たけしの家庭の医学は
食事制限&運動の必要なし内臓脂肪を燃やすBAT
メイン

小田原雅人先生

肥満治療のスペシャリスト
東京医科大学病院
糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授
小田原雅人
糖尿病を始めとした生活習慣病の治療にあたり
これまで約3万人の患者の診療にあたってきた
一方、30年以上にわたり内臓脂肪が引き起こす
病について研究・治療の第一人者として尽力
さらに糖尿病診療ガイドラインの作成にも長年
携わるなど日本屈指の名医

内臓脂肪

内臓1内臓2
内臓脂肪は健康寿命の大敵!

内臓3
医学界では内臓脂肪が増えすぎてしまうと、様々な病を
発症する可能性があると警告している

しかし食事制限や運動は始めたとしてもなかなか
長続きしなかったり、お年寄りにとっては日々の
運動が難しい場合も

内臓4
近年、内臓脂肪を減らすとても良い方法が明らかに!

BAT1BAT2
私たちの身体にはBATが存在し、それを刺激すること
で増やしたり活性化できれば内臓脂肪を燃やすという方法

BAT3
通常の筋肉を動かした場合の燃焼効果とBATが活性化した
場合の燃焼効果と比較すると、筋肉よりBATの方が70~
100倍の燃焼効果があるとのこと

BAT4
BATをしっかり増やすことができれば、1年でおよそ1㎏
体重が抑えられる

BAT5
たったそれだけ?と思われるが、10年で約10㎏20年で
約20㎏とその差は果てしなく大きくなる

BATの正体

BATは肥満改善や糖尿病予防のため最先端の研究が
おこなわれている
正体1
BATは脂肪を燃やして体温を上げる細胞で、身体の
ヒーターの役割をしている
その燃料として内臓脂肪を多く使う

正体2
BATは鎖骨のあたりや背骨のわきに多くあり、全身の
脂肪燃焼と大きく関係がある

正体3
しかしBATは加齢とともに減ってしまう
以前はBATは減ってしまったら戻らないと思われていたが
最近の研究でまた増やしたり活性化できることがわかってきた

BATを増やす方法

【身体のを刺激】
刺激1
人の体には寒さを感知し、BATを増やすセンサーがある
長期間そのセンサーが寒さを感知するとBATが増える
逆に言えばBATがあれば寒い部屋でも体温が上がるので
過ごすことができるということ

しかし…
刺激2

そこで
【食生活】
刺激3
実はBATを増やすセンサーは皮膚だけでなく消化器にも
あることが明らかに!
だからこそ食事によってもBATを増やすことができる

刺激4
消化器には3つのトリップチャネルがあり、この3つの
センサーに対応する食材を同時に摂り、刺激することが
BATを効果的に増やすことにつながる

刺激5
【グループ1】
唐辛子・生姜・黒こしょうは辛みがあり身体を温める刺激物
BATは温度を感知するが、実は辛さも感知して増やす働き
がある
青魚に含まれるEPAやDHAはセンサーを刺激する効果が

刺激6
【グループ2】
これらもツーンと刺激するがグループ1とは違うセンサーを
刺激してBATを増やす

刺激7
【グループ3】
ミントに含まれるメントールという成分が別のセンサーを
刺激してBATを増やす

奥薗流ミント料理

レシピ

★サバ缶のたまねぎマリネ
サバ缶のたまねぎマリネ
【材料】
玉ねぎ…1個
醤油・みりん・酢…各大さじ1
生姜…1かけ
唐辛子…1本
サバの水煮缶…1缶
ミント…5g
【作り方】
1:玉ねぎは半分に切ってから薄切りにし耐熱容器に入れる
2:1に醤油・みりん・酢を加える
3:さらにすりおろした生姜・小口切りにした唐辛子を加え
  軽く混ぜ合わせる
4:フタをして(500W600W)の電子レンジで2分加熱する
5:4にサバの水煮を汁ごと加え、サバの身はあまり崩さず
  混ぜ合わせて食感を残す
6:5に生のミントをちぎってちらしながら乗せれば完成!

サバ1
トーストしたパンに粒マスタードを塗り、マリネを乗せたもの

サバ2
春雨と和えてナンプラーで味付けしたもの

サバ3
味噌で味を整え、炒りゴマ&ごま油を加える

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