体に良い油の摂り方【ソレダメ! 7月11日】血流改善・美肌・オメガ7・オメガ3・オメガ6・オメガ9

2018年7月11日ソレダメ!は油を美味しく!健康的に!
夏を乗り切るための新常識!
KMP-WDM[(006411)2018-07-12-09-53-57]

守口徹先生

麻布大学 教授
守口徹

油は実は健康に良い!?

油は正しく使えば健康になる最強食材!
しかし多くの人は油の成分を上手く摂取できていないうえ
正しく調理できずに油の成分を壊してしまっているとのこと
すると、暑さや日差しの厳しい夏に思わぬ肌トラブルや
様々な病気を招いてしまうことも

油1油2
油には加熱して良い油と悪い油がある
例えば一般的に揚げ物で使われるサラダ油は揚げ油より
サラダにかけるなど、そのまま使った方が良い

油3
油に含まれる脂肪酸には主にオメガ3・オメガ6・オメガ9
に分かれる
3つのオメガは血流改善や美肌効果などそれぞれ異なる働き
が期待されている

動脈硬化&認知症予防にはオメガ3!

動脈1
えごま油や亜麻仁油などがオメガ3に属する油
これらは加熱すると成分が壊れてしまう熱に弱い油

動脈2
オメガ3の主成分は「α-リノレン酸」で体の中では
作ることのできない成分
α-リノレン酸は体内でEPAに変換される

動脈3
EPAが赤血球を包み込むと、赤血球が伸縮できるよう
になり、狭い毛細血管でもスムーズに流れることができ
動脈硬化予防に期待できる

動脈5
また「α-リノレン酸」はDHAにも変わるので
脳の細胞を柔らかくし、認知症予防にも効果的

守口教授が特にオススメの油は「えごま油」
動脈4
えごま油の1日の目安摂取量は小さじ1(約5g)
熱に弱いので、完成した食事にかけるのがオススメ!
とくにたんぱく質と一緒に食べると吸収率アップ!

肌の水分を保つのはオメガ6!

肌1
サラダ油やごま油などがオメガ6に属する油
これらは炒め物や揚げ物に使われているが、実は加熱すると
成分が壊れる熱に弱い油

肌2
オメガ6の主成分は「リノール酸」
リノール酸は摂取すると血液を通り、肌の内側に運ばれる

肌3
肌の内側に運ばれたリノール酸は肌の細胞に水分を送る働きが
あるので潤いを保ってくれる

肌4
しかしリノール酸が不足するとシワ・たるみの原因になる
冷房で乾燥しがちなこれからの時期、特に女性はオメガ6が必須!

守口教授が特にオススメの油は「ごま油」
肌5肌6
暑い夏には冷たい素麺や冷ややっこにちょっとかけるだけで
香ばしい香りが加わり、夏の定番料理がさらに美味しさUP

50代以上は不足しがちなので意識して摂取しないと不足して
若々しい肌が保てない
1日小さじ半分ぐらいでOK

肌8
過剰に摂るとアトピーや炎症などアレルギーを起こしやすくなる
ので要注意!
外食の料理には多く使われている油なので外食が多い方は過剰摂取
に注意が必要

紫外線から肌を守るのはオメガ9!

紫外線1
オリーブ油やキャノーラ油がオメガ9に属する油

紫外線2
オメガ9の主成分は「オレイン酸」
熱に強いので加熱料理に使うべき油

紫外線3
オレイン酸は肌を覆っている皮脂に最も多い成分
夏の紫外線や太陽の熱から肌を守ってくれる

守口教授が特にオススメの油は「オリーブ油」
紫外線4
パスタや洋食、天ぷらにも使われているが、オリーブオイル
の主成分オレイン酸は人間の体の中でも作られているので
摂りすぎると肥満の原因に!
使いやすいからといって、何にでもかけていると、摂りすぎ
てしまうことも…
摂りすぎには要注意!

血栓予防にはオメガ7!

血栓1
血栓は血管の内側が傷つきできる血の塊
脳梗塞や心臓病など重大な病気を引き起こす原因の1つ

血栓3
オメガ7は血栓の予防効果が期待できると近年発見された
マカデミアナッツオイルに含まれている
オメガ7の主成分は「パルミトレイン酸」で血管を柔らかく
する作用があり、血栓ができにくくなる

夏にぴったりの食べ方は「アイスにかける」
血栓4
ナッツ本来の甘みを感じられる油なのでオススメ!

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ