体温を上げる4つの習慣【世界一受けたい授業 11月4日】免疫力アップ・川嶋朗

2017年11月4日世界一受けたい授業は長寿・美肌・ダイエットの
秘訣は体温1℃アップ!この冬、体温を上げる4つの習慣
20171104210603

川嶋朗先生

東京有明医療大学 教授
川嶋朗

人間の体温と酵素の働き

酵素1
熱が37℃と言うと熱があると思いがちだが、実は人間にとって
37℃の体温は一番いい体温
人体の酵素は食べ物の消化や運動、呼吸、免疫機能に重要な役割
を果たしている
その酵素が最も効率よく働く温度が37℃

酵素2
逆に37℃より低いと酵素の働きが鈍くなる

酵素3
体温が下がると新陳代謝が落ち、ダイエットや美肌に悪影響を
引き起こすことも…

酵素4
体温が1℃下がるだけで免疫機能は30%も低下!
風邪を引きやすくなるだけでなく、35℃台まで下がると
がん細胞の働きが活発になり、寿命を縮める要因にもなりうる

風邪のひき始めはお風呂に入る方が良い!

免疫1免疫2
入浴で体温が上がると酵素の働きが良くなり、免疫機能が
高まるだけでなく、体内に入った菌を撃退するリンパ球も増加!
治りをより早める効果が期待できる

免疫3
最も効果的なのは38℃~40℃のお湯で最低10分の
全身浴がオススメ!

ストレスが体温を下げる!

ストレス1
ストレスが長時間かかると血管が収縮し続け、体温が下がる

体温を上げる4つの習慣

その1:朝の生活習慣を変える

朝1
長時間の二度寝はNG
朝は目覚めにむかい自律神経が切り替わってゆっくり体温が上がる
しかし長時間の二度寝は自律神経が元に戻ってしまい、体温が上がり
にくくなることも

朝2
起きたらすぐカーテンを開けるのがオススメ!
朝の光を浴びると自律神経のサイクルが整う

朝3朝4
朝のシャワーも効果あり!
特に腰にシャワーを当てるのが効果的!
お尻の割れ目の上にある「仙骨」には内臓の血流を
コントロールする神経が通っており、体温の上下に
大きく関わっている

朝5
お湯で1分徐々に温度を上げるのが体温アップに効果的!

その2:食生活を変える

朝食1
朝食に生野菜を食べるのはNG
生野菜は水分が多く、体を冷やしてしまう

朝食2
体温を上げるにはタンパク質を摂るのが大事!
特に「納豆ご飯」は血流改善が期待できるのでオススメ!

朝食3
いつもの鍋に片栗粉(水溶き片栗粉)を加え、とろみを
つけるのもオススメ!
とろみにより熱をもったまま胃腸に入ることで、長く体を
温めることができる

朝食4朝食5
ちなみにカレーやキムチや唐辛子の鍋は体を温める食材だが、
辛すぎると汗をかいて逆に体が冷えてしまう

その3:服装を変える

服1
ダウンジャケットの中は薄着の方が良い!

服2服3
羽毛が温かく感じるのは、体温で羽毛が温まり膨張することで
周囲に温かい層ができる
しかし、厚着だと衣服の分、空気の層が薄くなってしまい温かい
空気が溜まりずらくなってしまう

布団1布団2
羽毛布団の下に毛布を使うのはNG
体に毛布をかけてから羽毛布団をかけると、寝ている時の体温が
毛布に遮断され、暖かい空気の層が作れず保温性が落ちる
羽毛布団は直接体に触れていた方が羽毛が膨らむので、毛布は
羽毛布団の上からかけた方が保温性が高い

その4:運動

1日10回でOK!上向きスキップ
スキップ1
上を向いてスキップする
1日10回朝食前に行うだけでOK
※周りに注意して行うこと

【解説】
スキップをすることで下半身の筋肉をしっかり動かせる
ふくらはぎの筋肉はポンプの役割をしており、血液の流れが
良くなり、体温が上がる
上を向くことで、気道が確保され呼吸がゆっくりと長くなり
リラックスすると血管が開いて血流改善に!

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