自律神経の疲れ【林修の今でしょ!講座 5月3日】疲れをとる食事法・入浴法・睡眠法・鶏むね肉
2016年5月3日林修の今でしょ!講座は最新医学で疲れを解消
食事法・入浴法・睡眠法が紹介されました
梶本修身先生
大阪市立大学医学部 疲労医学講座 特任教授
体の疲れの正体は脳の疲れだった!
脳の中で体が疲れを感じていると思い込まされている
脳が体に疲れていると錯覚させることで、強制的に
体を休めさせている
風邪をひいた時体がだるいと感じる理由
体がだるいと感じるのは、これ以上無理をさせないための
脳の防御反応
脳が疲れる原因
自律神経の調子が悪くなると脳が疲れる
自律神経とは、意志に関係なく体の隅々に指令を出している司令塔
<自律神経を疲れさせる要因>
パソコンなどの文字情報は多すぎるので、私たちは意識して
いなくても脳は勝手にその情報を整理したり、覚えたりしよう
として自律神経が頑張りすぎてしまう
テレビをみながらお菓子を食べ続けていると、消化吸収を
ずっと続けて、それを指令する自律神経が疲れてしまう
建物の出入りなどで温度差が生じるこれからの季節は要注意!
自律神経の疲労度チェック
診断
1つでも当てはまると自律神経の疲れが溜まっている恐れが!
3つ4つ当てはまった人はかなり自律神経が疲れている
自律神経が弱った状態が続くと…
高血圧・心筋梗塞・脳卒中の発症リスクが高くなる
自律神経が弱ってしまうと血圧の上下や血糖値の調整
血液のコントロールができにくくなる
自律神経の疲れを取り除く方法:食事編
鶏むね肉を2週間以上摂取
鶏むね肉に含まれる成分(イミダゾールジペプチド)が
自律神経の疲れ解消に繋がる
イミダゾールジペプチドは疲れを解消する抗酸化物質で
鶏の羽の付け根部分(むね肉部分)に多く含まれる
2週間イミダゾールジペプチドを摂取すると約75%の
人に疲労回復効果が見られた
1回では効果がないので2週間以上毎日続けることが大事
寝る3時間前までに夕食を食べる
寝る直前に消化の悪い物を食べると吸収&消化を指令する
自律神経に負担が!
自律神経が働き過ぎている状態では良い睡眠にならない
寝る3時間前までに夕食を済ませると寝ている間に消化吸収
せずにすむ
どうしても食べたいときは、油っこいものは避け、消化の
良いもの(うどん・おかゆ等)を食べる
自律神経の疲れを取り除く方法:お風呂編
お風呂の温度は39℃
熱いお風呂(42℃程度)は自律神経が汗を出したり
心拍を早める指令を出すので負担がかかため自律神経
にとっては辛い環境
サウナも同様、熱いことで汗を大量にかくので自律神経に
とってはつらい環境
自律神経の疲れを取り除く方法:睡眠編
寝る2時間前から部屋の灯りをオレンジ色にする
動物は夕焼け色を見ることで体が寝る準備を始める
夕焼け色がきっかけで自律神経が体を眠る方向に
動かせる
良い睡眠を妨げるのは「いびき」
いびきが出ている状態は気道が細くなっている状態
細いストローで一晩中、息をしているようなもの
酸素が足りないので自律神経が心拍を速くしたり
血圧を上げ脳への酸素を増やそうとするので、睡眠中
なのに自律神経が働き続けてしまう
いびきをかいて寝ることが、疲れをとるどころか、
体を疲れさせてしまうことに
いびきには横向きで抱き枕
仰向けに寝ると、舌やのどの周りの筋肉が重力で下がり
気道を狭くしてしまう
横向きに寝ると、舌が重力の影響を受けず気道を確保
しやすくなる
抱き枕を抱えることで、横向き姿勢を維持しやすくなる
タグ:林修の今でしょ!講座
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