血栓を溶かす【ガッテン! 5月11日】脳梗塞・心筋梗塞予防・原因・フィブリン・t-PA・エコノミークラス症候群対策

2016年5月11日ガッテン!は血液のチカラ向上作戦!脳梗塞・心筋梗塞で
死なないために血栓を溶かす力をアップする方法が紹介されました
メイン

血栓ができる原因

1

血栓はもともとは、ケガをしたり、血管の内側が傷ついたりした時に
かさぶたのように傷口をカバーしてくれるありがたいもの(フィブリン)
ところが必要以上にたくさん発生したり巨大化すると血管に詰まって
しまい脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまう

見逃せない原因:ストレス

2

人類の祖先が自然の中で生きていた太古の時代、ケガなどで出血した
際には、瞬時に血液を固めて出血を止めないと命にかかるので血液は
「けがをするかもしれない状況」つまり強敵に出くわして恐怖を感じ
るような状況をいち早く察知して「固まる準備をする」よう進化した
と考えられている
これは恐怖に限ったことだけではなく、興奮やストレスでも血液は固
まりやすくなる
ストレス以外に血栓を作らせる要因として大きいのは「太っていること」
また「不整脈」を持っている人は、心臓の中に血栓ができやすい

血栓を溶かす「t-PA」

3

「t-PA」は脳梗塞の治療に使われる特効薬
脳の血管に血栓が詰まった直後であれば、血栓を溶かして
後遺症を防ぐことが期待できる

このt-PAはもともとは私たちの血管の中に分泌されている物質で
血栓ができるとこれを速やかに溶かし、血管が詰まってしまうこ
とを防いでくれている

血栓を溶かす力をアップする方法

有酸素運動で不要な血栓を早く溶かす

4

血栓を溶かす力をアップさせるには運動が効果的
ポイントはウォーキングなど息が上がらない程度の軽い運動
(有酸素運動)で血栓を溶かすt-PAが働きやすい体になれる
1日30分程で、できれば毎日行うのが理想的
普段、運動を全然していない人ほど効果が期待できる
※強い運動の場合、血栓を溶かす力は非常にアップするが
 一時的もの

エコノミークラス症候群の対策

体を自由に動かせなかったりすると足の血管に血栓ができて
しまうことがある
すぐに症状が出るとは限らず「血栓のタネ」が体に作られて
しまい、何年もたったのちに大きな問題となる場合もある

対策

5

可能なら歩く

6

つま先を上下に動かしてふくらはぎの運動

7

タオルをまるめて足の下に敷く
眠る際に足が低い位置にあることは、血栓を作る大きな誘因に

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