認知症・脳卒中予防法【主治医が見つかる診療所 5月23日】真向法体操・大人の脳育法・脳の衰えチェック・体幹力アップ

2016年5月23日主治医が見つかる診療所は脳の名医が普段から実践
脳の血流アップ認知症・脳卒中予防法が紹介されました
メイン1

軽度認知症の発症リスクを下げるには

東北大学加齢医学研究所 瀧靖之教授

脳をワクワクさせる趣味を持つ

1

特に絵画や彫刻など芸術系の趣味を持つ人は発症リスクが
73%も低下!

旅行やサークル活動など社交的な要素があるものは
55%も低下!

インターネット検索やネットショッピングなどパソコンを
積極的に利用する趣味は
53%も低下!

2

ピアノはたくさんの事を同時に行うので脳に刺激があり
脳育につながる

3

右手と左手が別&先の手順を考える楽器演奏や料理を行う
事も、脳育の効果がある

脳の衰えチェック

閉眼片足立ちテスト

4

両手を腰に当てて両目を閉じ、左右どちらかの足で
片足立ちし時間を計測する
軸足がわずかでもズレたり、上げた足が床に着いたら終了

<ポイント>
上げた足は軸足に触れないようにする
足を上げる高さや位置は自由

5

標準時間をクリアできればOK!
クリアできなくても、大人の脳育法で脳の衰え回復に!

認知症を予防する体幹力アップ脳育法

都立駒込病院 脳神経外科部長 篠浦伸禎先生

体幹とは体の中心にある姿勢や体のバランスを保つための筋肉
体幹を鍛えると脳への血流が増え、ストレスに負けない脳に!
出来るものから取りいれるようにしましょう!

足の裏を刺激して脳への血流アップ

脳育1

足つぼマッサージ器を使い、足の裏を刺激し脳への血流アップ

真向法体操で体幹力アップ

真向法体操とは80年の歴史を持つ健康体操
腰周りの体幹力をアップして認知症を予防

真向法1真向法2

足の裏の外側を合わせて座り、背筋を伸ばして上体を前に
倒しながら息を吐く(10回繰り返す)

真向法3真向法4

両足を伸ばして座り、背筋を伸ばして息を吐きながら
上体を前に倒す(10回繰り返す)

真向法5真向法6

足を左右に開いて(120度を目安に)背筋を伸ばして座り
息を吐きながら上体を前に倒す(10回繰り返す)

真向法7真向法8

正座の状態から両足の間にお尻を下ろし、そのままゆっくり
と上体を後ろに倒して、両腕を伸ばす(約1分キープ)

野菜スープでファイトケミカルを摂取

ファイトケミカルには傷ついた血管を修復する働きがある
ので脳梗塞の予防にもつながる

ファイトケミカルとは野菜や果物が酸化から身を守るため
持っている抗酸化物質
人間の体内では作られない

6

ブドウに含まれるポリフェノールやトマトに含まれる
リコピンなどが有名
また、皮や皮と実の間に多く含まれているため、皮ごと
摂取した方がより効果が期待できる

空手で体幹力アップ

7

空手は体の軸を使う動きが基本の為、体幹を鍛えるのに
適している

10

その他、お腹をへこませて大股で歩くことを意識するだけでも
体幹は鍛えられる

番組主治医がオススメする認知症を予防する大人の脳育法

嗅覚を刺激する

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認知症の中でも代表的なアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症は
嗅覚障害から起こってくると言われている
日頃から嗅覚神経を刺激する事が、認知症予防につながる

食物繊維をたくさん摂る

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食物繊維をたくさん摂ると腸の活性が良くなり、脳も良くなっていく事が
ここ10年位前から分かってきた
腸の中から出る物質が脳の方に染み渡って脳を活性化
腸内環境を整えるには食物繊維(野菜・海藻・果物など)を摂ることに
加え、発酵食品(ヨーグルト・納豆など)を一緒に摂ることを心がける

大きな声で歌を歌う

自分の好きな歌を大声で歌う事でも体幹は鍛えられて脳が活性化し
認知症予防になる

両手別々トレーニング

両手で左右別々の動きを行う事は脳に良い
日常的でない動きをする事は脳育になる

初対面の人と話をする

いつも話をしている人とだと、言葉が出なくても、ある程度内容が
理解できるが、初めての人とだとそうもいかず、色々考えながら
会話する事になるので脳の活性化につながる

いくつになっても人の役に立つ仕事を1つする

役割を持っていると、そのための緊張感が脳の活性化につながる
満足感や達成感も出てくるため、脳には良い

車は遠い場所に停める

認知症には運動が効果があるといわれる
日頃から駐車場などでも、遠くへ車を停めるように習慣づけすれば
毎日歩数が稼げる事になる

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