呼吸筋トレーニング【主治医が見つかる診療所 6月6日】免疫力・代謝アップ・大谷義夫・夏風邪と間違えやすい病気
2016年6月6日主治医が見つかる診療所は呼吸を変えるだけで「やせる・美肌・若返る」
肺と呼吸を強くして健康になる方法が紹介されました
呼吸
現代人は浅い呼吸になりがち
浅い呼吸によって酸素が不足すると、肩こり・頭痛・めまい
疲れやすいなど色々な弊害が起こる
呼吸筋が強い人(酸素をしっかり体に取り込める人)は
免疫力・代謝がアップしたり、あまり運動をしなくても
ダイエット効果が得られたり美容に良い効果が得られる
呼吸筋の衰え度チェック
【チェック内容】
Q1.パソコン仕事や家事など 前かがみになる事が多い
Q2.最近疲れやすく その疲れがとれにくくなった
Q3.階段をのぼるのがつらく ついエスカレーターやエレベーターを
使ってしまう
Q4.ダイエットをしても 昔よりやせにくくなった
Q5.のどがよくかわくようになったり 口臭が気になるようになった
Q6.以前と比べ 声が小さくなり たまに聞き返されるようになった
Q7.タバコを吸っている
【診断】
・3つ以上該当すると、呼吸筋が衰えている可能性あり!
・酸素不足で代謝が悪くなる→疲れが残る・息切れ・やせにくい
誰でも簡単!呼吸筋トレーニング
呼吸筋とは?
・呼吸を行うために働く筋肉の総称で横隔膜が代表的
・人間の呼吸は1日に約2万回にも及び、この呼吸筋を鍛える事で
自然と代謝が増え体内の酸素量も増える事などから、やせやすく
肌もキレイに若々しくなると考えられている
口すぼめ呼吸
・呼吸器の病気の治療で実践されている呼吸のトレーニング法
【やり方】
1:2秒かけて鼻から息を吸う
2:口をすぼめ6秒かけて口から息を細く長く吐く
これを1セット×10回程度繰り返すと良い
【効果】
・口をすぼめて、息を細く長くはく事で、気道が自然と広がり
呼吸筋も鍛えられる
呼吸筋ストレッチ
両手を頭の後ろで組み、ゆっくりと息を吸う
息をゆっくり吐きながら、腕を天に伸ばして伸びあがり
首を前に突き出し、腕を後ろに引きながら息を吐ききる
1セット5~10回 1日3セットほど行うとより効果的
夏カゼと間違いやすい命に関わる肺の病気
夏型過敏性肺炎
・夏型過敏性肺炎とは「トリコスポロン」というカビが原因で起こる
アレルギー性肺炎の一種
・炎症を繰り返して肺炎が慢性化すると徐々に肺の細胞が壊れていき
酸素を取り込めなくなり、最悪の場合呼吸不全により死に至ること
もある恐ろしい病気
・夏場にこのカビが繁殖しやすいため、夏に患者数も増える
・家の中のカビが原因のため、家にいることが多い女性や40~60代
の患者が多いのも特徴
・トリコスポロンはどの家にも発生する可能性がある
・特に「風呂場」「台所」などの水回り、湿気が多く、風通しの悪い
所に繁殖する
・白、黄色で目立ちにくい
【夏型過敏性肺炎を疑う症状】
・咳が2週間以上続く場合
・3日以上家から出ると、症状が軽くなった場合
→家にカビがある可能性がある
・冬場に、比較的症状が楽になる
→場合カビの繁殖が弱まるため
肺マック症
・肺マック症とは「マック菌(Mycobacterium Avium Complex)」と
いう細菌が肺に入り込み、肺の組織を破壊してしまう病気
・重症化すると呼吸不全を引き起こし、最悪の場合死に至るケースも!
・進行が遅く、気が付かず放置してしまう場合も多く、一度かかると
完治するのが難しいとも言われる
・患者数が近年急増、年間1~2万人増えているという
・MAC菌は身の回りにある水や土の中など、ほとんど全ての場所に
生息しているため、感染源が突き止めにくく、誰が発症してもおか
しくない
・結核菌と違って、患者に接しても人にうつることはない
【肺MAC症などの危険な肺の病気を疑う症状】
・咳が2週間以上続いた場合は医療機関を受診し、診断してもらう
事が必要
【予防法】
・風呂場の浴槽やシャワーヘッドなど、ぬめりの多い所に繁殖しやす
いのでシャワーヘッドは菌が飛び散らないように、水の中につけた
状態で静かに洗う
・土いじりをする時は、マスク・ゴム手袋を着用、終了後は手洗い
うがいをする事が大切
タグ:主治医が見つかる診療所
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