血管若返り法【ゲンキの時間 9月4日】NO・一酸化窒素・ストレス解消法・高沢謙二

2016年9月4日ゲンキの時間は血管老化は万病のもと!血管若返り
大作戦!かかとの上げ下げ運動・肩甲骨を動かす運動、血管に良い
食べ物「玉ねぎ」などが紹介されました
メイン

高沢謙二先生

東京医科大学病院検診予防医学センター長

高沢謙二

血管に溜まる脂肪「プラーク」

プラーク1

血管の断面図に黄色く溜まっているのは「プラーク」と
呼ばれる脂肪

プラーク2

プラークは血流の流れを妨げる
放っておくと脳梗塞・心筋梗塞など取り返しのつかない
病気を引き起こすことも

血管年齢

血管の硬さ

血管が硬いと血圧が上がったり、破れやすくなったりする
血管が硬いということは血管が老いているということ

血管年齢を知る簡単な方法

前屈

血管の内側には知覚神経がないため自覚症状はまったくないが
自分の血管年齢を知る簡単な方法が「前屈」
身体が硬い人ほど血管年齢も高くなり、普段から身体を動かし
ていないことが多く、血流が滞り血管が硬くなりがち

血管年齢が老いる原因

1

血管年齢が老いる主な原因は「運動不足」や「食生活の乱れ」
「睡眠不足」そして…

2

「ストレス」
ストレスで血管が縮んで血圧が上がり、内皮に傷がついてそれを
修復しようとして血管が硬くなるという悪循環を繰り返すことで
コレステロール値が低くても血管が老化してしまう

ストレスを受けた時は…

ストレスのない生活を送ることは血管にとっても大切
ストレスを受けた時は、早めに寝ると副交感神経が働き、血管が
開くのでリラックスできる
また、「大いに笑う」とアセチルコリンという物質が出て、血管を
開くので良い

血管年齢若返りのカギ「NO(一酸化窒素)」

海女さん

NOは血管の内側で作られる物質で、血流が増えると分泌され血管を
開いたり柔らかくする
血管年齢が若い人が多いという海女さんも、潜水によってNOが増え
ると考えられている
深いところで20メートルも潜る海女さんにはかなりの水圧がかかり
それが心臓を通常よりも大きく伸縮させ、ポンプをギュッと強く
押すように1回に心臓から送り出される血液の量が増え、その分NOが
増加する
その働きで血管が広がって柔らかくなり、血管年齢が若いと推測さ
れている

血管年齢若返り法

その場で出来る運動

<下半身の運動>

運動1

立ったまま、かかとの上げ下げをする
これがポンプの役割をして血液を上にあげる

<上半身の運動>

運動2

腕を組んで威張ったポーズで腕を上下に動かす

運動3

次に腕を開いて肘を後ろに押し出し、オーノー!のポーズで
肩を上げ下げする

運動4

これらの上半身の動きとかかとの動きを一緒に行うことで
体内の血流が良くなる
それぞれ朝晩10回ずつを目安に行う

食事

食事1

食事の時は、野菜を最初に食べるようにする
食物繊維が先に腸に入ることで、脂肪や糖の吸収を抑え
血糖値の急上昇を防ぐ

食事2

海女さんたちが食べていた「ところてん」も同じような効果で
水溶性の食物繊維が多いため、摂り過ぎた糖や脂を排出して
血管へのダメージを少なくしている

食事3

なかでも高沢先生オススメは「玉ねぎ」
玉ねぎは食べる30分前に切ってしばらく放置しておくと「セパエン」
という物質などが作られ、セパエン類は血液が固まるの抑える働きがある
30分も待てない場合はレンジで15秒温めるだけでも同じような効果が
得られる

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