毛細血管改善法【ゲンキの時間 10月23日】かかと上げグーパー体操・ニッキ・シナモン・高倉伸幸・舌チェック

2016年10月23日ゲンキの時間は,老化&病の真犯人発見!?
毛細血管力アップ大作戦
20161023090623

高倉伸幸先生

大阪大学微生物病研究所 情報伝達分野 教授・医学博士

高倉伸幸

毛細血管

毛細血管は動脈と静脈をつなぐ細い血管

毛細血管1

網目状になっており、酸素と栄養素を全身に送り届け、二酸化炭素と
老廃物を回収する働きを担っている

毛細血管2

毛細血管は全身の血管の99%を占めており、その長さをすべて
合わせるとおよそ10万キロメートル、地球2周半もの長さになる

毛細血管のゴースト化とは?

毛細血管3毛細血管4

毛細血管はとても細く、その太さはわずか10ミクロン
赤血球がなんとか通れる細さ

毛細血管5

壁細胞によってなんとか安定しているが…

毛細血管6

加齢により壁細胞が剥がれると

毛細血管7

毛細血管はもろくつぶれてしまい

毛細血管8

最終的には消えてなくなってしまう

毛細血管力の低下

毛細血管低下1

・小じわやシミが増えた
・唇がガサガサで荒れやすい
・爪の色が白っぽい
・むくみや冷えが気になる
このような症状に一つでも当てはまる場合、毛細血管力が低下
している可能性が!

毛細血管低下2

さらに肝臓や腎臓、肺などの内臓にも多くの毛細血管があり
こちらも加齢とともに減少
歳を取るとお酒が弱くなるのも、肝臓の毛細血管が減って機能
が低下することが原因
他にも毛細血管が減少すると、腎障害や骨粗しょう症、認知症
まで引き起こすという研究も

毛細血管と生活習慣

毛細血管のゴースト化は、実年齢だけでなく生活習慣も大きく
影響している

生活習慣1

同じように運動していても、激しい運動では活性酸素が出て
しまい、毛細血管にとってはあまり良くない

生活習慣2

食事ではAGEが毛細血管に大きな影響を与える
AGEは動物性脂肪の食品を焼いたり揚げたりしたものに多く
含まれ、取り込まれたAGEのおよそ7%は身体の中に蓄積され
毛細血管に悪影響を及ぼす

毛細血管の簡単チェック法

チェック1

舌に歯型がつく場合は毛細血管で水分や老廃物がうまく回収
できずに舌がむくむのが原因

毛細血管力アップ法

ニッキ

ニッキ1

毛細血管にはTie2という受容体があり、ニッキにはTie2を
活性化させ細胞同士をくっつけ、毛細血管の構造を安定させ
る働きがある

ニッキ2

ポイントはニッキに含まれる桂皮エキス
最近の研究では桂皮が毛細血管の漏れを90%も抑えること
が分かっている

ニッキだけでなく、同じ桂皮から作られるシナモンにも毛細血管力
を高める効果がある
1日0.6gでTie2が活性化し、毛細血管が若返るという研究も
他にもルイボスティーやグァバ、キンカンなどがTie2を活性化させる

かかと上げグーパー体操

体操1体操2

全身の約7割の毛細血管は手足に集まっているので
かかと上げグーパー体操を朝晩20回行うことで全身の血流が
良くなり、毛細血管力がアップ

毛細血管力アップ法を1週間続けた血管

結果1結果2

注意!
効果はすぐでるが、逆に言えば毛細血管は変化しやすいため
良い生活を継続することが大切です!

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