認知症予防・認トレ【サタデープラス 11月19日】脳若返り・広川慶裕

2016年11月19日サタデープラスは40歳から始める認知症予防
認トレのやり方などが紹介されました
メイン

広川慶裕先生

ひろかわクリニック 院長

広川慶裕

認知症予防専門クリニック開設

広川慶裕2
年齢が若いほど脳は効率よく鍛えられる

認知症を予防する「認トレ」

「認トレ」とは、ただ頭を使って脳を鍛えるだけでなく
脳に刺激を与える運動
そして脳を活性化させる食事も組み合わせることで
脳の若返り効果を高めるこれまでに無い認知予防トレーニング

認トレ前に耳もみ

耳を揉むと脳の血流アップにつながり、認トレの効果
アップが期待できる

耳揉み1
後ろから前に耳を畳んで1秒

耳揉み2
下から上に耳を上げて1秒

耳揉み3
上から下に耳を下げて1秒

耳揉み4
耳たぶを揉む

さらに
耳の上・耳の横・耳たぶを引っ張って離す

体を使った認トレ:認トレ体操

◎まず4つのポーズを覚える
【1のポーズ】
1のポーズ
右手をあげる

【2のポーズ】
2のポーズ
左手をあげる

【3のポーズ】
3のポーズ
右手を前に伸ばす

【4のポーズ】
4のポーズ
左手を前に伸ばす

◎次に人から言われた3つの数字を声に出しながら
 その数字のポーズをとる
例1

【解説】
わずか4つのポーズでも混乱する人が多いが
こうした頭と体の混乱こそが認知症予防にとても効果的
1~4のポーズと直前に言われた数字、2つの短期記憶
を同時に鍛えられる
短期記憶が衰えると…
「同じ物を何度も買う」「肉親の名前を忘れる」など

◎レベルアップ編

1~4のポーズにさらに5のポーズを追加
【5のポーズ】
5のポーズ

◎次に人から言われた3つ(慣れたら4つ)の数字を声に
出しながらその数字のポーズをとる
例2

脳をとことん使った認トレ:バラバラ文字並べ替え

文字の順番を並べ替え、単語を探し出す
紙に書いて考えるのはNGで、頭の中だけで並び替える

【初級:4文字】
並び替え1
答え「まつたけ」

並び替え2
答え「しんごう」

並び替え3並び替え4
ヒントが出てから「ピンとくる」ことも
認知症予防に効果的

【中級:5文字】
並び替え5並び替え6
答え「おこづかい」

並び替え7並び替え8
答え「ながれぼし」

【上級:6文字】
文字が増えるだけでなく、2つの単語が隠れている
並び替え9並び替え10
答え「プリン・ケーキ」

並び替え11並び替え12
答え「ワサビ・カラシ」

並び替え13並び替え14
答え「ブタ・オオカミ」

【解説】
このトレーニングで鍛えるのは「推論」という物事を推理する力
予測する力・段取りをつける力
この能力が衰えると…
待ち合わせまでの時間が逆算できなくなるため「遅刻が増える」
料理の段取りが分からなくなり「料理が作れなくなる」
など思わぬ危険につながりかねない
この推論を鍛えるには、脳をとことんイジメぬく認トレが有効

食を使った認トレ:認知症にきく料理

カレー
カレーに含まれるクルクミンが、認知症の大きな原因と言われる
アミロイドβの沈着を防ぐ効果がある

オイル
カレーにMCTオイル(中鎖脂肪酸100%オイル)を
スプーン1杯かける
認知症の原因の1つ「加齢」による脳のエネルギー不足を
MCTオイルが補うことでさらに予防効果がアップする

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