大腸がんになりにくい県・愛媛県【サタデープラス 12月3日】作り笑い・小林弘幸
2016年12月3日サタデープラスは他県のフリ見て我がフリ直せ
47都道府県「大腸がん」になりにくいランキングと大腸がん
予防に役立つ方法などが紹介されました
小林弘幸先生
順天堂大学医学部 教授
大腸がん罹患数
大腸がんの罹患数はどんどん増え続け、この40年で7.4倍!
しかし大腸がんは比較的進行が遅く、検査で発見しやすい
重要なのは大腸がんのリスクと予防を知ること
予防の観点からみて重要なのは腸を元気に保つことで
「腸の動きをよくすること」と「腸内環境を整えること」
47都道府県別「大腸がん」になりにくいランキング
ワースト1位は青森県と沖縄県
ワースト1位「沖縄県」の生活
沖縄県はステーキ店の数が全国第一位
夜中にまでお肉を食べるほどの肉好き
それに比べ、沖縄県民の食卓には野菜が少なく
食物繊維の摂取量が不足しがち
食物繊維は腸内細菌、善玉菌のエサになり
活性化することで、腸内環境が良くなる
さらに沖縄県は車社会のため、運動不足になりがち
また夜型生活スタイルによって自律神経のバランスが崩れ
腸の動きが悪くなってしまう
沖縄は湯船に浸かる習慣があまりない
湯船に浸かる→副交感神経を優位にする=腸の働きが活発化
シャワーだけ→交感神経を優位にする=腸の動きが鈍くなる
ベスト1位「愛媛県」の生活
愛媛県民はみかんが大好きで白い筋と薄皮もそのまま食べる
みかんは食物繊維が豊富で、特に筋と薄皮も一緒に食べれば
およそ4倍にもアップ
そして愛媛県民がよく食べている食材「じゃこ天」
じゃこ天は材料となるホタルジャコを骨ごとすり身にするので
カルシウムが豊富
カルシウムが大腸がんを予防するという研究結果が出てきている
カルシウムは余分な胆汁酸が発がん化するのを抑制
さらに愛媛県の運動習慣は素晴らしく、市街地には専用レーンも
整備されるなど自転車天国
腸の動きは自律神経によってコントロールされているため、
腸を健康に保つ秘訣として、ストレスを減らすことも重要
また愛媛県では街のいたる所に「俳句ポスト」が設置され
投函した俳句が評価されることでストレス発散になるとのこと
腸の動きを良くする運動
上半身を左右にゆっくりひねるだけ
副交感神経を優位にする方法
疲れてストレスが溜まった時、楽しくなくても
作り笑いをすることで顔の筋肉がほぐれ、血液の
流れが良くなる→副交感神経が優位に働くように
タグ:サタデープラス
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