腰痛予防改善法・ストレッチ【ゲンキの時間 12月4日】猫背・反り腰・ぎっくり腰・久野木順一

2016年12月4日ゲンキの時間は,腰痛は生活習慣病!
効果テキメン!腰痛改善法などが紹介されました
20161204095958

久野木順一先生

日本赤十字社医療センター
整形外科センター長
久野木順一

腰痛

グラフ
腰痛患者で原因が特定できるのは約15%

腰痛1
原因が特定できるのは「椎間板ヘルニア」や
「脊椎すべり症」など
残り85%は不適切な姿勢・動作・クセなどが
原因の腰痛症(生活習慣病)
多くの腰痛(生活習慣病)は治せる!

座る時間が長い方にオススメの腰痛予防改善法

腰痛2腰痛3
背骨は立っていても座っていても緩やかなS字を描くのが正常
また、背骨を支える骨盤も水平を保っていないといけない

腰痛4腰痛5
イスに深く腰かけてしまうと背骨が歪み、それに伴って
骨盤も傾いてしまう
また、パソコンをのぞき込むような姿勢は頭を支える為
背骨と骨盤に大きな負担がかかる

正しい座り方

座り方1
イスに浅く腰かける

座り方2
足を少し引く

座り方3
イスから立ち上がる直前の姿勢をキープする

座り方4
骨盤を水平に保つことができ、頭も背骨の上に乗るので
腰への負担も軽減される
普段使わない筋肉を使うので、慣れるまではつらいが
3か月くらい同じ姿勢がとれれば、脳がその姿勢を
普通と認識するようになるとのこと

腰痛対策ストレッチ

ストレッチ1
腕を上にあげ、背筋を伸ばす

ストレッチ2
腕を後ろに引いて、肩甲骨を閉じる

30分に一度行うことで、背筋と腰回りの筋肉を
ほぐすことができる
1度に何回も行わなくても、1回で良いので
十分に伸ばすことが大切

反り腰の方の腰痛予防改善法

反り腰
反り腰は一見姿勢が良く見えるが、猫背とは反対に
腰が傾いている状態

反り腰2
反り腰になりやすいのは、子どもを抱いたり、重い物を
持ったりする習慣がある方

コルセットをつけて腰痛予防改善

コルセット1
コルセットはお腹周りではなく、骨盤を包むように
つけるのがポイント
コルセットは骨盤のズレを抑えてくれるため、腰周り
の負荷を最小限にとどめてくれる

反り腰解消ストレッチ

ストレッチ3
仰向けになって両膝をかかえ、揺するように1分間
背中で転がる

正座で座る

正座1

正座は自然に骨盤が水平になるため、腰には優しい座り方
ひざが悪くない人は30分に1回5分程度、ストレッチ代わり
にやると良い

猫背からくる腰のこわばりによる腰痛予防改善法

姿勢による腰への負担
前かがみで荷物を取ることは、普通に立っている時より
倍以上腰に負担がかかっている

猫背1猫背2
うつむいて家事を行う主婦も猫背になりやすい

猫背3猫背4
座椅子は猫背になりやすく、あぐらは椎間板を圧迫する
姿勢のため、余計に腰をこわばらせてしまう
女性に多い横座りも椎間板を圧迫する姿勢

猫背&腰のこわばり改善「猫体操」

猫体操1
四つん這いになり、おへそをのぞき込むように背中を
丸める

猫体操2
目線を上に上げるように首をあげ、背中を反らす

ぎっくり腰対処法

典型的なぎっくり腰においては、安静にするよりも
ストレッチによって直ちに良くなる!
ぎっくり腰は、本来背骨を安定させる筋肉が緊張して
硬くなってしまうことで、悪い姿勢で動けなくなって
しまう症状
緊張した筋肉をストレッチによりほぐし、痛みを即時
に和らげることが大切
※急な腰の痛みが必ずしも「ぎっくり腰」とは限らない

ぎっくり腰解消!7分ストレッチ

【自重けん引】
けん引1
台などに乗ってテーブルに腰かける

けん引2
へその裏側辺りに巻いたタオルを入れる

けん引3
症状がひどい場合は誰かに介助してもらいながら
その上にゆっくり横たわる

けん引4
台を外してもらう

けん引5
この姿勢で7分間
ひざ下の重さによって背骨と骨盤を引っ張り
腰まわりの筋肉を正常な状態に戻す

【壁押しストレッチ】
テーブルがない時や介助がいない時
壁押し1壁押し2
壁に両手をつき、足を前後に開き、壁を押すように
ゆっくり腰を反らす

腰痛基礎クイズ

クイズ

答え:B(横向き)

クイズ2
仰向けに比べ、横向きは3倍もの負荷が腰にかかる

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