目の老化チェック・トレーニング法・疲れ目ストレッチ【サタデープラス 12月24日】ドライアイマスク予防・バスケの動画・石垣尚男・高静花

2016年12月24日サタデープラスは３大チェックで目の老化を予防SP
たった５秒で目年齢も明らかに！

石垣尚男先生

愛知工業大学教授（医学博士）
アスリートを中心に目の研究やトレーニングを行う権威

チェック１：有効視野

白いシャツのチームが何回パス回しをしたかを数えてください

正解：１３回
実は…
この動画、数が合っていても間違っていても関係ない！
この動画には明らかな違和感がある

ボール回しの中に、しれーっとゴリラの着ぐるみが通っていた！
気が付きましたか？

なぜ気が付かないことがあるのか？

目を動かして周りを見たり、１点に集中していない時に認識できる
視野の範囲を「周辺視野」と言い、逆に、ある１点に集中した時に
その周りで認識できている範囲を「有効視野」と言う
一般的に１８０度と言われる「周辺視野」に対し、「有効視野」は
極端に狭まる

有効視野は、体力と同じく加齢と共に衰えていき、有効視野が狭ま
ると、車の運転中の標識の見落としや、人ごみで人を避けることが
できずにぶつかって転倒し、怪我の原因にもなる
そして残念ながら衰えてしまった有効視野を鍛える方法はない

しかし、動体視力を鍛えることで、カバーをすることはできる

動体視力の鍛え方

電車の中から通過する駅の看板を見たり、信号待ちの間に
横切る車を見るなどすると鍛えることができる

チェック２：目年齢

有効視野が加齢とともに狭まるように、目には「目年齢」がある

目年齢チェック

人差し指を目の前に出す

徐々に目から指を離し、指の腹がはっきり見えた指の距離を測る
※視力を適切に矯正した状態で測定してください

距離が離れるほど目年齢は高くなる
「ピント調節力」が衰えている人は「目年齢」が実年齢より上

ピント調節力が低下すると不眠症に！？

目のピント調節は、水晶体というレンズが伸び縮みすることで
機能しているが、そのレンズの伸び縮みを動かしているのが
「毛様体筋」

老眼の人は、見えづらいのに老眼鏡をつけないなどでさらに
疲労がたまりやすくなり、ピント調節機能が悪化
その線引きは４７歳！

その他にも毛様体筋を疲労させる原因は、コンピューターや
スマホなどのディスプレイを見る事
近い距離から出る光をずっと見続けることで、目の筋肉が凝って
眼精疲労へつながる

日中、目を酷使することで、神経が高ぶったまま夜を迎えて眠り
が浅くなり、それが慢性的になると、不眠につながる可能性が！

疲れ目ストレッチ

肩甲骨周りの僧帽筋を腕を回してほぐす

目線はぼんやり遠くを見ながら腕を前にぐーっと伸ばす

ゆっくり肩を回しながら肩甲骨周りをほぐす

チェック３：ドライアイ

10秒間まばたきしないでいられるかチェック！

ドライアイは、涙が少なくなったり、成分が変わったりし
目が乾いたり目の表面に傷ができたりする病気

ドライアイは、痛みや乾き以外にも眼精疲労をさらに悪化
させる原因にもなり目の筋肉が凝ることで、頭や首、肩の
筋肉の凝りまでつながってしまうことが多い

まばたきの回数が減ることで、目の涙が蒸発
この症状が慢性化することでもドライアイになる
画面などを凝視するとまばたきの回数が減少しやすい

乾燥によるドライアイをマスクで予防

湿気を含んだ呼気が目の方に上がり、乾燥を防ぐことができる

乾燥が原因ではない新型ドライアイ

涙の量は正常なのにドライアイになることが…

目の表面を油分がフタをすることで、水分の蒸発を
防いでいるが、その油分を分泌している「マイボーム腺」が
アイメイクなどで詰まり、目の乾燥が進んでしまう

目に良い食材

正解：マグロ
マグロに含まれるオメガ３脂肪酸が目の疲れをとる