ひざ軟骨すり減り予防法【みんなの家庭の医学 1月10日】石橋英明

2017年1月10日たけしの健康エンターテインメントみんなの家庭の医学で
ひざを悪化させる軟骨のすり減りチェックと予防法が紹介されました
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石橋英明先生

伊奈病院 整形外科部長
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ひざの音

ポキ
ひざの曲げ伸ばしで鳴る「ポキッ」
最近よく鳴る方は、ひざの状態が悪くなっている可能性が…

ひざを悪化させる原因「軟骨のすり減り」

ひざ軟骨1
加齢や肥満などにより必要以上に負担がかかると
軟骨は徐々にすり減る
すり減ることでひざに激しい痛みをもたらし、生活の質を
著しく低下させてしまう

ひざ軟骨2
だからこそ早めにチェックすることが大切

ひざの軟骨すり減り早期発見チェック

たとえ今ひざに痛みがなくても、軟骨の微妙な
すり減りが分かるチェック法

用意

【チェック1:ひざ曲げチェック】
ひざ曲げ1
仰向けに寝て、片方のひざを抱える

ひざ曲げ2
曲げた方のかかとの一番出っ張っているところとお尻で
ボールペンをはさみ、ボールペンが落ちなければクリア
挟めなかったり、途中でひざに痛みが出る場合はアウト
反対側の脚でも行う

【チェック2:ひざ伸ばしチェック】
ひざ伸ばし1
片方のひざを立てて床に座る

ひざ伸ばし2
伸ばした足のひざのお皿の中心延長線上にボールペンを置く

ひざ伸ばし3
曲げている方のひざをゆっくり伸ばす
ひざの裏とボールペンが接すればクリア
ひざ裏がボールペンにつかなかったり、ひざに痛みが出る場合はアウト

【チェック3:O脚チェック】
O脚1
真っ直ぐ立った状態で、片側のひざの内側の一番出っ張ったところに
ボールペンをあてる

O脚2
そのまま、もう一方のひざを閉じる
ひざは曲げず伸ばした状態で行う
手を放してもボールペンが落ちない場合はクリア
ボールペンを挟めず落ちてしまったり、閉じた時に痛みが
出る場合はアウト

【診断】
1つでもクリアできなければ軟骨がすり減っている可能性あり
できないチェックが多ければ多いほど軟骨のすり減り度が高い

ひざ軟骨のすり減り予防法

【ひざを伸ばす運動】
運動1
イスに浅く腰かけ、右脚を前に伸ばす

運動2
ひざの皿の上に右手を置き、右手でひざを
グッと押し伸ばし10秒キープ
ひざの裏が伸びるのを意識する
1日に左右10秒間を5回ずつ行う
※強く痛む場合はやめてください

【足上げ運動】
足上げ1
イスに腰かけ、ひざを開いてこぶしを間に入れる

足上げ2
こぶしを両膝でグッと挟むように押さえる

足上げ3
そのまま右脚を伸ばし、5秒間キープ
反対の脚も同様に行う
1日に左右の脚を5秒ずつ5回行う

週2~3回以上やると効果的

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