認知症予防トレーニング【サタデープラス 1月14日】朝田隆・花田一志・ホムンクルス人形

2017年1月14日サタデープラスは40歳から始める認知症予防
指リレー・ひとりで負け続けじゃんけん手に書かれたのは
なんでしょうか?・歌いながら体操などが紹介されました
20170114100648

朝田隆先生

メモリークリニックお茶の水院長
朝田隆

花田一志先生

近畿大学医学部付属病院 もの忘れ診断外来
花田一志

ホムンクルス人形

人形
体のパーツに対して、脳が使われている割合を
大きさで表した人形
大きく表現されている口・手を鍛えることが脳を効率的に
鍛える鍵になる

指を使ったトレーニング「指リレー」

リレー1
ペンを1本用意

リレー2
親指と人差し指の間にペンを挟む

リレー3
指先でペンを回すように、ペンを指と指の間で
運んでいく

リレー4
小指まできたら、元の場所までペンを戻す
※親指を使ってもOK

【解説】
出来る・出来ないが問題ではなく、やり続けること自体が
脳と指の繋がりを鍛えるトレーニングになる
5本の指がバラバラに動くので脳の広範囲を活性化
回数より毎日続けることが大事

手を使ったトレーニング「ひとりで負け続けじゃんけん」

ジャンケン1
一人で両手を使いじゃんけんをする

ジャンケン2
勝った方の手を負けに変える

ジャンケン3ジャンケン4
繰り返し、勝った方の手を負けに変えていく

【解説】
見る・判断する・反応するを鍛えるので転倒を防いだり運転の
事故防止などが期待できる
うまく出来なくても脳が混乱することで脳が活性化して鍛えられる

【レベルアップ:ふたりで負けジャンケン】
ジャンケン5
向かい合わせになり、勝ち担当が両手でジャンケンを出し
負け担当がその両手に負けるように出す

手の感覚を使ったトレーニング「手に書かれたのはなんでしょうか?」

何1
2人が向かい合わせになる

何2
ひとりは手のひらを前に出す

何3
もうひとりが、その手に文字を書き、書かれた文字を当てる

【解説】
触覚を含めた感覚記憶は、認知症の初期段階に衰えやすい
手の触覚と、脳に保存された記憶の紐付けを鍛えて、太く
することで脳の若返りが期待できる
左右逆になった文字を脳内でひっくり返してイメージするので
空間認知能力も鍛えることが出来る

口を使ったトレーニング「歌いながら体操」

歌1
「ぶんぶんぶん」を歌う

歌2
歌いながら右手を上下に動かし

歌3
左手は円を描くように動かす

歌4
歌いながら両手の動きを同時に行う

【レベルアップ1:リズムの切れ目で左右の手の動きを逆にする】
歌5歌6

【レベルアップ2:丸を描いていた動きを四角に変える】

【解説】
これも出来る・出来ないが問題ではなく、脳が混乱することで
鍛えるトレーニングになる
口で歌うことに加えて、脳を活性化させる「シナプソロジー」
という運動プログラムを組み合わせたもの
「歌」は言葉・記憶・メロディーなど、脳の様々な場所を同時に
使うので脳を効率よく刺激するのに良いトレーニング

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