早期発見認知症のサイン【ゲンキの時間 1月15日】最新検査・指タップ検査・古賀良彦・中原邦晶

2017年1月15日ゲンキの時間は,まさか、あの行動が!?
すばやく認知症を発見する方法などが紹介されました
20170115101921

古賀良彦先生

杏林大学名誉教授
精神神経科専門医 医学博士
古賀良彦

中原邦晶先生

なかはら脳神経外科クリニック
日本脳神経外科学会 専門医
医学博士
中原邦晶

これって認知症のサイン?

記憶編

◎知っているはずの漢字や人の名前が思い出せない
見極めるポイント:覚えていない部分
・会った事や話した事は覚えているが名前だけが思いだせない⇒セーフ
・その人の存在自体を忘れてる⇒注意
記憶の中枢の1つ海馬が委縮している可能性が
日常会話で言葉に詰まったり、「アレ」が増えてきたら注意し始める

◎同じ物を買ってしまい、帰宅後に気づく
見極めるポイント:回数
・いつも使用する食材や似ている本などを買ってしまうのは仕方がない⇒セーフ
・同じ物を3回以上買うと注意が必要

◎読んだことがある本なのにすくに気づけない⇒注意
◎見たことがある映画なのに結末が思い出せない⇒セーフ
見極めるポイント:気付くタイミング
感情が動いたかどうかで記憶の定着率が異なるため
結末を覚えていなくても仕方がない
しかし、途中まで進まないと思い出せないのは本を読んだ
「経験」の記憶が失われている可能性が!
半分以上読み進めてから気付いた場合は注意!

◎若い人の顔が同じに見える
個性やそれぞれの素晴らしさが出てくるのは年齢が必要
よく見ても分からない・毎日会っているのに区別ができない場合は認知症のサインになる

行動編

◎性格が変わったような気がする⇒注意!
見極めるポイント:自覚があるかどうか
・性格が丸くなったタイプは良いイメージなためサインに気付きにくい
・辛く大変な時でも楽観的でヘラヘラしている⇒多幸症(認知症のサイン)の疑い

◎料理の味が変わった
◎料理の献立の数が減った
◎料理の時間がかかるようになった
見極めるポイント:配慮
・子どもの独立後、料理への張り合いがなくなるのは一般的⇒セーフ
・夫の好物を忘れる・作らない・毎日同じ献立・味が変わった⇒注意!

軽度認知障害

認知症1
正常と認知症の中間に位置し、日常生活には問題がない状態

認知症2認知症3
認知症原因である脳の萎縮は脳全体に起こる
委縮が後ろ側に起これば「認知・記憶」に関して
前に委縮が起これば「行動」に変化が現れる

それらの症状を放っておくと5年以内に約7割の人が認知症に
進行する

認知症の早期発見!最新検査方法

50歳以上を対象とした
早期発見アルツハイマー型認知症の診断支援システム

【MRI検査】
検査1
認知症になると脳が委縮し黒い空洞が増える

検査2
特に、記憶を司る海馬の部分をチェックすることで
早期発見に繋がる

検査3
重度の認知症になると、ここまで委縮が進む

【指タップ検査】

認知症になると左右の手の連携やリズム運動ができなくなり
認知症や軽度認知障害特有のリズムになって現れる
検査4
検査5検査6

認知症予防

予防1

「認知症」クイズ

クイズ
答え:C(便秘)
認知症になると自律神経の機能が低下し、便に対する
反応が悪くなる

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