骨粗しょう症対策には紅茶【その原因、Xにあり! 2月10日】宮本健史

2017年2月10日その原因Xにあり!は骨粗しょう症予防に
カルシウムだけでは不十分!?紅茶のテアフラビンで
骨粗しょう症新対策!
メイン

宮本健史先生

慶応義塾大学整形外科学
宮本健史

骨粗しょう症

骨粗しょう症1
骨粗しょう症とは年齢と共に骨がスカスカになってしまう病気

グラフ
50代以上の女性の3人に1人が骨粗しょう症患者といわれ、中には
40代からそう診断されるケースもある

骨粗しょう症予防にカルシウムだけでは不十分!

カルシウムだけでは骨の破壊と修復のバランスを保つことが
できない!
骨1骨2
骨は古くなった部分を破壊する「破骨細胞」とそれを修復する
「骨芽細胞」の2種類の細胞により丈夫な骨に作りかえられている

骨3骨4
修復の時に使われるのがカルシウムだが…
20代前半をピークに徐々に破骨細胞が増え、破壊のスピードに
修復が追いつかなくなってしまい、骨粗しょう症に

そこで、「破骨細胞」を抑制することが重要になってくる

破骨細胞を抑制してくれる飲み物は「紅茶」!

紅茶1
紅茶に含まれる「テアフラビン」という成分が、骨を破壊する
「破骨細胞」を減らす効果があることがわかった!
「テアフラビン」は茶葉を発酵させるときにできるもの

グラフ2
大阪大学の実験によると、破骨細胞が正常の2倍ある骨粗しょう症の
マウスに、テアフラビンを3週間で計7回投与したところ、破骨細胞が
半分に減り、その結果骨密度が2倍に回復したという

グラフ3
破骨細胞の抑制に効果のあるテアフラビンが最も多いのは
「アッサムティー」

タイミング
テアフラビンパワーを発揮するには紅茶を飲むタイミングも大事!
骨をつくる骨芽細胞も破骨細胞も、活性化するのは寝ている時
紅茶を飲むなら夕食後がオススメ
ただし、紅茶にはカフェインが多く含まれているので
飲み過ぎにはご注意を!

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