更年期障害対策改善法【ゲンキの時間 5月7日】ホルモンを活性化・甲状腺ホルモン・橋本病・門間美佳・松田昌文・松居直美

2017年5月7日ゲンキの時間は,だるい・バテる・太る…そんな方は注意!
あなたの知らないホルモン・ホルモンの減少による更年期障害の対策
更年期と間違いやすい橋本病などが紹介されました
20170507085238

門間美佳先生

女性医療クリニック・LUNAグループ
門間美佳

松田昌文先生

埼玉医科大学総合医療センター
内分泌・糖尿病内科 教授
医学博士
松田昌文

人間のホルモン

体内で分泌されるホルモンは身体の働きを調節する
大切な情報伝達物質
ホルモンは実に百種類以上

崩れ1
でも、ちょっとしたことで分泌量が減ったり、バランス
が崩れることも
すると、うつ症状が出たり、疲れやすい、眠れないなど
体の不調を引き起こす

「ホルモン」基礎クイズ

クイズ
クイズ2

女性の更年期障害

女性更年期1
更年期障害の症状が重い人と軽い人の違いは「性格・環境」
繊細で落ち込みやすい方(ネガティブ思考)や几帳面で
真面目で完璧主義者な方は身体の不調にも敏感で症状が
出やすくなる
また、ストレスを受けやすい環境なども影響する

女性更年期2
月経前症候群の人も症状が重くなりやすい
月経前症候群…生理前に起こるイライラ・頭痛・眠気など

女性更年期3
女性ホルモンのエストロゲンは卵巣から分泌される
血液によって体内を巡り、女性らしい体をつくる
また、美肌を作る働きもあるため、美肌ホルモンと呼ばれることも

女性更年期4
ところが、卵巣の機能が低下する40代後半になると分泌量が
減少、この時期が更年期
そして日常生活に支障をきたすほど強い症状が出る場合を
「更年期障害」という

女性更年期障害のメカニズム

指令1
脳の司令塔(視床下部)から卵巣にエストロゲンを出すよう
指令が出る

指令2
ところが肝心の卵巣が機能が低下し作れないと、指令を無視
された視床下部が混乱し、指令を出し続け暴走!
視床下部の暴走は自律神経にも影響を与える
自律神経の乱れこそ、心と身体に不調をもたらす原因

辛い更年期の症状が現れた時の対策

女性更年期5
寝る前に10分ヨガストレッチをするだけで、辛い更年期障害の
症状が改善するという研究結果が!
ヨガは乱れた自律神経を整える効果がある

女性更年期6
ポイントはヨガのポーズの組み合わせ
10分のうち前半は、運動強度が高い立ちポーズ
後半は寝転がってリラックス
それぞれ組み合わせることで、よく眠れるようになり
自律神経の乱れを改善する

男性の更年期障害

男性更年期1
通常、男性ホルモンのテストステロンは20歳くらいを
ピークにゆっくり減少

男性更年期2
ところが、ストレスにより激減することがある
また睡眠不足もテストステロンの大敵

男性更年期3
男性ホルモンのテストステロンは、男性らしい身体
(筋肉を作る)働きや、意欲・気力などを高めるなど
心とも密接な働きがある
また、骨を強くしたり、内臓脂肪をつきにくくする働きも

男性更年期4男性更年期4-1
テストステロンは女性にとっても重要
男性の1/10の量ではあるが、女性にもあり、
エストロゲンの原料になっている
更年期が終わっても、女性はテストステロンがある方が
元気で意欲的とのこと

テストステロンを増やす方法

男性更年期5
睡眠…テストステロンの回復に重要
   夜中に何度もトイレに行く、眠りが浅い方は要注意!

亜鉛…テストステロンの生成に効果があり、牡蠣・牛肉など
   に多く含まれている

筋肉…筋肉が増えるとテストステロンの産生が上がる

【先生オススメの筋トレ】
太ももには太い筋肉があるので、ここを鍛えるのがオススメ
筋トレ1筋トレ2
片足を前に出し、もう一方のひざを床に着けてスクワット
イスの背もたれを掴んで、支えながら行ってもOK!
1日10回3セット(片足ずつ)
※無理せず行うこと

更年期と間違いやすい病気

橋本病1橋本病2
甲状腺に慢性の炎症が出来る事で甲状腺ホルモンの分泌が
悪くなる

橋本病3
甲状腺ホルモンは全身の代謝を活発する働きがあり
人間にとって元気の源

【症状】
だるい、やる気が起きない、集中力の低下、肌荒れ
むくみ、冷え、体重の増加など

橋本病を放置すると、甲状腺機能の低下が進み
心不全や意識障害など最悪の場合、死に至る場合も…

男女比率1:9で圧倒的に女性が多い
更年期と同時になる方もいる
病気の要因として遺伝があるため、家系を知ること
また、健康診断でコレステロール値が急に異常値まで
上がった場合は疑った方が良い

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