将来認知症にならないための予防法【主治医が見つかる診療所 5月8日】脳育・ダーツ・エクサドン・腰掛タップダンス・浦上克哉・もの忘れ相談プログラム
2017年5月8日主治医が見つかる診療所は若々しい脳を
保つための脳育法SP知らないと損する認知症予防法
などが紹介されました
浦上克哉先生
脳神経疾患
鳥取大学 医学部 教授
認知症は予防できる!?
アルツハイマー型認知症は、ある日突然なるわけではなく
その前に認知症予備群であるMCIの状態を経てから
発症すると考えられている
つまり認知症予備群の段階やそれより前の正常な段階で
いち早く対策することで認知症への進行を防いだり
さらには正常な状態へを回復する可能性が、近年の研究で
わかってきた
浦上先生によると40歳くらいから予防した方が良いとのこと
脳育とは脳を活性化させることを行って、いつまでも
若々しい脳を保ち続ける事
アルツハイマー型認知症を早期発見!もの忘れ相談プログラム
「もの忘れ」か「認知症」か見極めるのは難しい
もの忘れ相談プログラムはアルツハイマー型認知症の早期発見
のために開発されたものでセルフチェックができる
質問項目:10問程度で検査時間:約3分
人に直接質問されると、うまくできない場合、患者の心が
傷つきやすい
機械なら、ゲーム感覚で気軽に行うことができる
全国の医療機関などで普及してきている
認知症に効果的なゲーム:ダーツ
認知症予防ポイント1:引き算による得点計算法
記憶は大きく分けると2つある
脳が老化すると短期記憶能力が先に落ちるといわれている
【短期記憶】
「ついさっき会ったのに名前を忘れる」などの短い時間
しか保持されない記憶
【長期記憶】
「20年前のクラスメートの名前はずっと覚えている」
などの長い時間保持される記憶
ダーツは他のゲームと違い、引き算をしていくゲーム
楽しみながらゲーム中に繰り返し引き算を行う事で
短期記憶力の低下を防止する事ができると考えられる
認知症予防ポイント2:コミュニケーション
チーム対決により、仲間意識や競争意識などが生まれ
また、色々な人と接することで脳が活性化
太鼓を叩いて脳育:エクサドン
太鼓を叩く→全身運動
エクサドンは講師を中心に、輪になって行われる
講師が叩き方や回数を変化→マネをする
講師が計算問題→答えの分だけ太鼓を叩く
太鼓+モノマネ+計算→脳が活性化する
日本人になじみのある太鼓の音の響きは
高揚感を与え、脳に良い刺激にもなる
【脳が活性化するメカニズム】
1:講師が言ったお題を自分の中で1回覚える
2:覚えてからそれを体の動きで再現
3:太鼓を叩く事と計算問題を同時に行う
→二重タスクの要素
・聞く、見る、考える、それぞれ脳が働く場所が
違うため、五感全ての刺激が大切
・満足感を得たり褒められたりする事は脳の活性化
につながる
自宅でできるエクサドン
太鼓の代わりを見つけて自分で工夫してみる
ゴミ箱にラップを張って叩く
段ボール箱を叩く
洗面器をひっくり返して叩くなど
家にある菜箸などをバチとして代用
座って踊って認知症予防:腰掛タップダンス
腰掛タップダンスは太ももの大きな筋肉や
インナーマッスルを使うので脳を活性化させる
物質を効率良く分泌する事ができる
しっかりタップを踏んで、そこそこ両足を動かすと
ウォーキングのような効果も得られる
運動で筋肉を使うと、ホルモンに似た物質が分泌され
この物質が脳の神経の修復や維持に役立つと言われる
腰掛タップダンスのやり方
ステップ1:スタンプ
もも上げをするように片ヒザを上げて、足の裏全体を
大地にスタンプするように落とす
左右の足、順番に繰り返す
【ポイント】
・背筋を伸ばしたまま行う
・腕は足と反対に、歩くように振る
ステップ2:ブラッシュ
右足を前に出し、かかとをつける(つまさきは上げる)
この時、手は胸の位置でパーにし、正面に向ける
上げたつま先を地面に軽く叩きつけると同時にヒザを上げる
上げたヒザを落とすと同時に手も下ろす
左右順番に繰り返す
【ポイント】
・力を入れずに軽くステップを踏む
・ステップ1と2を音楽に合わせて繰り返すと良い
タグ:主治医が見つかる診療所
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