らっきょう・みょうが・シソ・山椒・わさびの効果・食べ方【ゲンキの時間 6月25日】夏の薬味・廣田孝子

2017年6月25日ゲンキの時間は,夏バテやミネラル不足を解消する
夏の食卓にぴったりの薬味や、パワー倍増の効果的なメニュー
などが紹介されました
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廣田孝子先生

京都光華女子大学 健康科学部 教授
医学博士・管理栄養士
廣田孝子

「薬味」基礎クイズ

クイズ
正解:C(すりおろし)
することで酸素と触れ合い、水分を使いながら酵素反応を
起こし健康成分が増加する

生きた宝石「らっきょう」

らっきょう1
「らっきょう」は今が旬の夏野菜
中国から日本に伝わり薬用として使用されてきた

らっきょう2
らっきょうに含まれるアリシンという成分は食べると
血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞の予防になるほか
抗がん作用も期待できる
また免疫力も高めてくれるため夏風邪対策にもぴったり

らっきょう3
さらにらっきょうにはフルクタンという水溶性の食物繊維が
非常に多く含まれており、血糖値などの上昇を抑えたり
便秘解消やデトックス効果も期待できる

その効果を最大限引き出すには、生のらっきょうに近い形で
食べるのがおススメ
甘酢漬けにすると発酵の際、フルクタンが乳酸菌に食べられ
てしまったり健康成分が汁に溶け出てしまう
カレーとらっきょうの甘酢漬けは健康面でも良い組み合わせ
だが、その効能を活かすには、らっきょうだけでなく漬け汁
ごとかけて食べると良い

らっきょうは1日小粒で10個程度、大粒で3個程度が目安
食べ過ぎると胃が荒れるので注意!
またらっきょうの臭いが気になる方は、食べた後にりんごなど
ポリフェノールの多い果物を摂ると臭みを抑えてくれる

焼きらっきょう

焼きらっきょう
油をひかずに、生のらっきょうを軽く焦げ目がつくくらい
まで焼き、みりんや砂糖、醤油などを合わせたタレに漬け込む

らっきょうカツ

らっきょうカツ
豆板醤を塗った豚肉でらっきょうを巻き、油で揚げる
らっきょうのアリシンが豚肉のビタミンB1の吸収を高め
疲労回復につながる

らっきょうの佃煮

らっきょうの佃煮
らっきょうの皮をごま油などで煮詰める

らっきょうドレッシング

らっきょうドレッシング
らっきょうに辛子や甘酢の漬け汁、オリーブオイルなどを
混ぜてミキサーにかける

薬味の健康効果と賢い食べ方

みょうが

みょうが1
みょうがに含まれるαピネンという香り成分が胃液の分泌を
活発にし、夏バテによる食欲の低下を防ぐ

みょうが2
αピネンは油との相性が良いため肉料理に合わせたり
みょうが自体を天ぷらにしても胃もたれしにくくなる

みょうが3
またみょうがに含まれるカリウムやマグネシウムには
塩分を排出する効果があるため、味噌汁に入れるのも
オススメ!

シソ

しそ1
シソにはβカロテンなど抗酸化作用のある成分が豊富
またビタミンB2も含まれているため紫外線対策にも
つながる

しそ2
さらにビタミンCも多いのでビタミンB2が多いチーズ
と合わせると健康な肌を作ってくれる

しそ3
シソとチーズを豚肉で巻けば疲労回復効果も期待できる

山椒

山椒1
山椒の辛味成分サンショオールは、食欲増進や消化吸収
を促進してくれる
またマグネシウムは心臓を強くしてくれる成分

山椒の炊込みご飯
【山椒の炊込みご飯の作り方】
炊飯器の中にみりんや醤油などの合わせだしを入れ
野菜やキノコ類などの好きな具材と山椒の実を加えて炊く

わさび

わさび
わさびの辛味成分ワサオールには抗菌作用があり、夏に
起こりやすい食中毒の予防にぴったり
またわさびのツンとした香りは食欲増進にもつながる

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