足のむくみ・顔のむくみ解消法【ゲンキの時間 7月16日】ふくらはぎパンパン法・ウンパニ体操・貧乏ゆすり・着圧ソックス・ドライヤー・青竹ふみ・深呼吸・渡辺尚彦・危険なむくみのサイン
2017年7月16日ゲンキの時間は,むくみ解消法
などが紹介されました
渡辺尚彦先生
東京女子医科大学 東医療センター
内科 教授
医学博士
「むくみ」基礎クイズ!
正解:B(肉や野菜などを食べない)
血管内のたんぱく質が不足すると水分調整が
できなくなりむくみの原因に
A(水の摂り過ぎ)は、水分を摂り過ぎても
原則排出されるのでむくみの原因にはならない
C(歩き過ぎ)は、歩き過ぎると筋肉の炎症や
疲労物質が溜まる事によって脚が張った状態に
なるので、むくみとは異なる
むくみとは
むくみとは、血液中の水分が細胞間にしみ出し
その水分が何らかの理由で静脈やリンパ管に
回収されないまま溜まってしまう状態
むくみの主な原因
アルコール


アルコールを摂取すると、それだけで毛細血管から
水分がしみ出しやすくなりむくみの原因に!
おしっこをとめる「抗利尿ホルモン」も働かなく
なるので、トイレが近くなり益々水分が欲しくなる
状態になるので、つい飲み過ぎてしまう
運動不足

「第1のポンプ」は心臓でふくらはぎは「第2のポンプ」
ふくらはぎには大きな筋肉群がある
それを働かせて静脈を圧迫したり開放したりを
繰り返すことで血液を心臓まで上げている
運動不足でむくむ人は、とにかく脚の筋肉を動かし
静脈の流れを促すことでむくみが軽減される
塩分の摂り過ぎ
塩分を摂り過ぎると血管内の塩分濃度が高くなり
それを薄めようと水を抱え込む
すると血管内の液量が増大し膨張
結果、水が漏れ出し、むくんでしまう
脂肪が多い体型の人
脂肪の多い体型の人は、摂取した塩分を上手に排出
できず、体内に溜めこむ傾向がある
すると塩を追いかけるように体内の水分量が増え
むくみに繋がってしまう
夏のむくみ対策「おつまみ」
おつまみに塩分排出効果の高いカリウムが含まれた
ものを摂る
※腎臓に疾患のある方はカリウムの摂取に注意!
豆類はカリウムの含有量が高く、ビールの友には
もってこい
ただし、塩や醤油のかけ過ぎには意味がなくなって
しまうので要注意!
アボカドもカリウムの含有量が高い
きゅうり・海藻もカリウムを多く含んでいるのでオススメ!
巷でウワサの「むくみ解消法」を検証
番組でも過去に紹介された「ふくらはぎパンパン法」
ひざを立てた状態で座り、ふくらはぎを両手で挟むように
足首から上に向かって順番に手のひらで強めに叩く
少し痛いと感じるくらいの強さで叩くと効果的
ふくらはぎの裏側も下から上に拳で叩く
貧乏ゆすり
かかとを動かすのではなく
つま先を上下させるのがポイント
ドライヤー温風あたため
ふくらはぎに温風を当てる
あまり近付け過ぎず、心地良い温かさをキープ
青竹踏み
つま先を床につけたまま、かかとを上下させる
イスなどにつかまって、体を安定させると良い
着圧ソックス
着圧ソックスは「血行促進」や「段階圧力設計」など
の表示があるものを選ぶ
「段階圧力設計」とは締め付ける強さが場所によって
段階的に調整されている
検証結果
いずれも好成績!
深呼吸で「むくみ解消法」の効果をアップ!
「第3のポンプ」とは呼吸ポンプ
深呼吸をすることで、静脈の血液が心臓まで
吸い上げられる
呼吸ポンプ(深呼吸)と筋ポンプ(足のふくらはぎ)
両方を働かせることにより、静脈の流れが良くなり
むくみも解消される
顔のむくみ解消法「ウンパニ体操」
普段動かしていない顔の表情筋を動かし
ポンプ作用で血流を促進→むくみ解消に
口をとがらせ、目を大きく見開く
顔が中心に集まるようなイメージで
この時、口角を上げるのがポイント
驚いた顔を作り、顔の筋肉の緊張を開放する
口角を思いっきり上げ笑顔を作る
これらを1セット10~20回
間隔を空けて3セット行う
危険なむくみのサイン
寝ると治る「むくみ」は心配ないが
1週間以上続くと病気のサインの場合も
肝臓の機能低下⇒水分を保持するアルブミンが減少
血管から水分がしみ出しむくむ
肉や魚など、たんぱく質が少ないとアルブミンが
不足し、むくむ
心臓の働きが悪くなると、血液が上手く流れなくなり
脚のむくみの原因に
また、肺の中の血流も悪くなることで血管から水分が
しみだし、それを体外に排出しようと咳などが出る
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