脚の血流改善法【世界一受けたい授業 8月5日】こそトレ・岡浩一朗・アクティブカウチポテト
2017年8月5日世界一受けたい授業は最新研究でわかった!
あなたの寿命を縮める!?座りすぎの恐怖・その理由と
脚の血流改善法などが紹介されました
岡浩一朗先生
早稲田大学 教授
座り過ぎの健康リスクを研究
日本人は長時間座り過ぎで危険!?
日本人の1日に座っている時間は世界で1位!
シドニー大学に研究によると1日に座る時間が
4時間未満の人と11時間以上の人で比較すると
11時間以上の人の方が死亡リスクが40%も
高いことがわかった
つまり、座る事が悪いのではなく、長時間座り
続けていることが危険!ということ
大体静脈は心臓に血液を送り返す働きをする
座った直後と座って30分後の大体静脈の血流を
測定したところ血流速度が約70%も低下した
歩いたり立ったりすると筋肉が働くので血液中の
糖や中性脂肪が体内に取り込まれ代謝が行われる
しかし長時間座ったままだと筋肉が使われないので
糖や中性脂肪が消費されず血液中に滞ってしまう
このような状態が続くと血液がドロドロになったり
上手く循環することができなくなる
結果、肥満や糖尿病、さらには心筋梗塞・脳梗塞
がんなどになるリスクが上がってしまう
理想的には20~30分ごとに3分ほど立って
動くと良い
実際難しい場合は1時間座ったら5分程度立つなど
少し動くと良い
座りながらこっそりできる!脚の血流改善トレーニング
【こそトレ】
椅子に座り、つま先が天井に向かう様に足を上げる
この状態を5秒キープし、足をおろす
これを30分ごとに左右5回ずつ行う
つま先をつけたまま、ゆっくりかかとを上げ下げする
車での移動などで座りっぱなしの時に行う
座り過ぎだと思った時、一度立ち上がるだけでも
血流が上がる効果がある
また、少し歩いたり、軽い屈伸運動でも効果が期待できる
「アクティブカウチポテト」とは?
アメリカではソファなどポテトチップスを食べながら
ほとんど動かずにテレビを観ている人のことを
「カウチポテト」と言う
「アクティブカウチポテト」とは普段は運動して
「やっているから大丈夫」と思って、それ以外の時間は
長くすわっている人を指す
実はこれがとても危険!
毎日、20~30分の運動をしていても、座り過ぎの
健康リスク問題は帳消しにならない!
座り過ぎを予防する最新の机とは?
座りすぎによる健康リスクを下げる為、机の高さが
変えられる機能の机を導入する企業が増えている
立ちながら作業をできる環境を作ったことで
仕事の効率や集中力がアップしたり、腰痛や肩こり
など体調の改善につながったという報告も
タグ:世界一受けたい授業
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