免疫力アップ食材・子持ちししゃも・卵・タラコ【たけしの家庭の医学 8月8日】ツバメの巣・細胞のアンテナ・糖鎖・相良博典

2017年8月8日名医とつながる!たけしの家庭の医学で
が紹介されました

20170808210018

相良博典先生

昭和大学 医学部
呼吸器・アレルギー内科 主任教授
相良博典

衰えた免疫力をアップさせる「細胞のアンテナ」とは?

アンテナ1
「細胞のアンテナ(=糖鎖)」はアンテナの状態が正常に
保てれば、強い免疫力によって病気に強い身体を維持
することが出来るとのこと

アンテナ2
「糖鎖」とは8種類の糖が鎖のようにつながったもので
全ての細胞の表面に存在している

アンテナ3
これまで免疫力をアップするには免疫細胞自体の攻撃力を
上げることと考えられてきたが、最新の研究でアンテナの
力を上げることが結果的に免疫力も上がることに繋がって
いるのではということがわかってきた

アンテナ4
免疫力の低下は免疫細胞の力が弱まり、外敵を貪食でき
なっくなるということではなく、免疫細胞が外敵に
あまり反応しないことが原因だと考えられるように

「細胞のアンテナ(=糖鎖)」の働き

アンテナ5
様々な異物が体内にいるとき、最初に発見するのは
「細胞のアンテナ(=糖鎖)」

アンテナ6
体内に細菌などが入ってきた時、その場所には免疫細胞
はいないので、普通の細胞のアンテナが細菌の侵入を察知

アンテナ7
SOSを周囲の細胞が受信し隣の細胞へ送信される

アンテナ8
バケツリレーのように次々と伝えていくと、骨やリンパ
などで待機している免疫細胞もアンテナで信号を受信

アンテナ9
免疫細胞が現場に急行し細菌を駆除する

しかし…
アンテナ10アンテナ11
細胞のアンテナも加齢と共に薄くなり、長さも短くなる
すると危険に対する情報をなかなか受信できなくなり、
免疫細胞自体が元気でも、外敵を察知できず駆逐できない

アンテナ12
つまり、糖鎖が長ければ免疫力は下がらないということで
細胞のアンテナを長く保つことが、健康長寿に大きく
関わってくる

アンテナ13
若くても、風邪を引きやすいなどの症状がある人は
糖鎖が短くなっている可能性も

細胞のアンテナを伸ばす最強食材「EBN」とは?

糖鎖の材料となる糖を食事で摂ることが大切
EBN1EBN2
「EBN」とはツバメの巣のこと
Edible(食用の)Bird’s(鳥の)Nest(巣)の略称

EBN3
日本のツバメは土や草などに唾液を混ぜて巣を作るが

EBN4
東南アジアに生息するアナツバメは主に唾液だけで巣を作る
このツバメの巣にはシアル酸が豊富に含まれている

EBN5EBN6
シアル酸は細胞のアンテナを構成する糖の一種で
アンテナの先端で様々な情報を受信
このシアル酸が加齢と共に減少するとアンテナが短縮し
察知能力も低下する

EBN7
シアル酸を摂取すると短くなった細胞のアンテナまで到着
アンテナが伸びた分感度が良くなり外敵への察知能力が向上
以前よりも素早く細菌やウイルスに対応できるようになる

シアル酸を豊富に含む身近な食材

シアル酸1
ツバメの巣のスープ1杯に含まれるシアル酸量は約200㎎

番組で調査した結果がこちら
シアル酸2

シアル酸3
シアル酸4
シアル酸5
卵はシアル酸が多いという結果に!

シアル酸6
卵は母体の外で育つので外敵に障害されやすい
そのためアンテナとなるシアル酸を張り巡らせている

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