手首の痛み・腱鞘炎・対処法【ガッテン! 9月13日】スマートフォンサム

2017年9月13日ガッテン!は新・現代病!世界に広がる
謎の痛み手首の腱鞘炎
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新現代病!?手首の痛み

いま日本や世界で「手首の痛み」を訴える人が増えている
腱鞘炎1
これまではピアニストや料理人など、手を酷使する人に
多発していた手首の腱鞘炎が、ごく普通の若者やサラリーマン
主婦たちにも拡大
仕事や家事など、日常生活に支障をきたしている人も

腱鞘炎2
現代生活に欠かせないスマートフォンやパソコンなどの操作が
手首に大きな負担を掛かけていたことが明らかに

腱鞘炎3
腱鞘炎は親指の使いすぎが手首の負担に!
親指を開く時、私たちは「手首を通る腱」を使っており親指を
使いすぎると腱とその通り道である腱鞘が何度もこすれあい
炎症を起こすことがある

腱鞘炎になりやすい人となりにくい人の差

腱鞘炎4
猿から進化する過程で、手首の鞘の形が違く、人によって
個人差が出る
特に鞘が2つに分かれていると腱とこすれやすいため
炎症がおきやすいと考えられている
そのため、同じ使い方をしても差が出ることがある

腱鞘炎5
40~50歳の女性は更年期にさしかかると、体内の
ホルモンバランスの変化が原因で炎症を抑える機能が
弱くなり、腱鞘炎を起こしやすくなる
妊娠中、子育て中のお母さんもホルモンバランスの変化に
加え、子どもを抱っこする時に親指を大きく開くことが
多いため、手首の腱鞘炎を起こしやすくなる

手首の腱鞘炎チェック法

手首の痛みが、親指の使いすぎによるものかどうかを
チェックする方法
※強い痛みが出たらすぐに中止すること

チェック1
親指を曲げる

チェック2
他の4本の指で親指を軽く握る

チェック3
親指側を上にした状態で、手首を小指の側に軽く曲げる

手首に強い痛みが出れば、手首の腱鞘炎が起きている
可能性がある
※筋肉が引っ張られるようなごく軽い痛みは問題ない

手首を守るには

【腱鞘炎はもまない!】
痛みが出た時ついやってしまう「もむ行為」は腱鞘炎の
場合は逆効果!
炎症部分をもむと、患部にダメージを与えることにつながり
症状が悪化する可能性が!
炎症が起きているときは休ませてあげるようにする

【スマートフォンを使う時】
スマホ1
親指で操作をしていて手首に痛みを感じたり、違和感を
覚えたりしたら、人さし指の操作にしてみる
また休憩を取ることもおすすめ

【パソコンを使う時】
パソコン1
キーボードの手前にタオルなどを敷いて、その上に手を
のせて操作する
親指を開く動きが小さくて済むようになり、腱の緊張が
和らぐ

症状がひどい時は…

痛みが強い、症状が長引いている、手首や親指の動きが悪い
という時は、整形外科を受診
治療はサポータなどによる患部の保護や痛み止めの注射など

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