血圧急上昇を抑える方法【ガッテン!10月4日】血圧サージの原因・発見法・苅尾七臣

2017年10月4日ガッテン!は血圧の危険な急上昇「血圧サージ」
20171004203918

苅尾七臣先生

自治医科大学 医学部教授
苅尾七臣

血圧サージとは?

血圧1
上の血圧が140mmHgを超えると高血圧とされる

血圧2
しかし普段の血圧が正常でも何かの拍子に突発的に急上昇し
非常に高い数値になってしまうことがある
これが「血圧サージ」と呼ばれるもので、数値が180mmHg
以上になることも…
しかもそれが毎日のように起こると、脳卒中など循環器疾患に
なる可能性が高まってしまう

「血圧サージ」が起こりやすい生活習慣

番組で調査の結果以下のような時、血圧が急上昇しやすかった
血圧3
朝起きるだけでも20~30mmHgの血圧の変化があると言われ
軽い運動をするだけでも10mmHg~20mmHgは普通に上がる
他にもストレスなどの精神的な理由や、喫煙や深酒など生活習慣
によっても血圧上昇は起こる

血圧4血圧5
危険な急上昇が起こりやすいのは、個々の小さな血圧上昇が
タイミングが重なって起こってしまったときと考えられ
血圧上昇の要因が複数当てはまる場合は生活習慣を見直すなど
の対策が大切!
特に朝は血圧を抑制する力が一番弱い時間帯なので注意が必要!

血圧サージ発見法

血圧サージは普段の血圧測定では気づきにくい現象
発見1発見2
1:血圧計で起きて1時間以内の血圧を測定

発見3
上の血圧の5日間の平均が135mmHg以上で尚且つ
低い日と高い日の差が20mmHgを越えていたらサージが
起こっている可能性が!

危険な血圧サージを防ぐには?

予防1
【有酸素運動】
運動をすると血流がはやくなり、血管の細胞を刺激され
一酸化窒素(NO)が放出され、血管が柔らかくなる

予防2
【ベルトを緩める】
無理矢理きつくなったズボンをはいていたり、ベルトをきつく
締め過ぎたりしていると、腹部が締め付けられて血圧が上がっ
てしまうことが…

予防3
【スリッパをはく】
冬場、冷たくなった床に足が触れると血圧が急上昇することが…
スリッパや靴下などで、足元の冷えを防ぐ

予防4
【深呼吸をする】
ストレス・緊張・イライラでも血圧は上昇してしまう!
深呼吸は一時的ではあるが血圧を下げる効果が期待できる
30秒で6回(5秒に1回)の深呼吸が特に効果的!

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ