風邪と間違いやすい病気・誤えん性肺炎予防法【主治医が見つかる診療所 11月30日】アゴ押し上げ体操・ベロまわし体操

2017年11月30日主治医が見つかる診療所はカゼと間違いやすい
危険な呼吸器の病気,誤えん性肺炎を予防する方法が紹介されました

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40代の若さでも危なかった!「誤えん性肺炎」

発症年齢42歳・男性の場合
異変1
夏風邪だと思い、市販のカゼ薬を服用→翌日には症状が改善

1週間後、治ったはずの風邪が再び
薬を飲んだだけで特に気には留めなかった
その後は再発もなく病気のことも忘れていた

2か月後
かかりつけの病院の定期検査で肺に影が見つかる
→診断「誤えん性肺炎」
幸い、見つかった時には回復していた

異変2
「誤えん」とは食べ物や飲み物、唾液などが食道ではなく
誤って気管の方へ入ってしまう事
「誤えん」を繰り返すと細菌が食べ物や唾液などと一緒に
肺に入って炎症を起こすことがある→誤えん性肺炎

異変3
誤えん性肺炎による死亡者の多くは65歳以上なため
老人性肺炎とも呼ばれている

異変4
誤えんは食事中に起こると思われがちだが、実は睡眠中に
細菌を含んだ唾液を気付かずに飲み込んでしまうことで
隠れ誤えんを引き起こすこともある

誤えんの原因

異変5異変6
年齢による「喉の力の衰え」→40代から始まる
喉の力の衰えは喉仏の位置が下がる事で分かる
男性も女性も40代を境に位置が落ちる傾向にある

異変7
睡眠時「横向き」や「うつぶせ」の姿勢で寝ると
胃の中の食べ物が逆流しやすい

異変8
「アルコール」による喉の力の弱まり
アルコールで酔ってしまうとどうしても喉の力が
弱まるため逆流した食べ物などが気道に入るのを
防ぐことができずに誤えんを起こしやすい

異変9

誤えん性肺炎予防法

睡眠時の姿勢に注意する

予防1予防2
○体の左側を下にして寝る
胃はその構造上左側に膨らんでいるため食べ物や胃酸
などは逆流しにくい
×体の右側を下にして寝る
胃の膨らみが浅いため、食べ物などは逆流しやすくなる

誤えんにオススメの栄養素は葉酸

葉酸1
葉酸が足りなくなると飲み込む力が低下する場合がある
葉酸は熱に弱く、水に溶けやすいため茹でると減って
しまうので、なるべく生のまま食べるのがオススメ

誤えんを防ぐ体操

【アゴ押し上げ体操】
喉の筋力が鍛えられて誤えん予防に!
体操1体操2
両手の親指をそろえて、アゴの下に当てる

体操3体操4
② アゴと親指で押し合うように力を入れ
口を横一杯に広げて「イーッ」と声を出す
1回10秒×5セット行う

【ベロまわし体操】
喉の奥の筋肉が鍛えられて飲み込む力がアップ!
体操5体操6
体操7体操8
口を開けて、舌を上下左右に大きく動かす
1回10秒×5セット行う

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