加齢による頻尿改善マッサージ【たけしの家庭の医学 2月6日】三陰交・ツボ押し・山西友典
2018年2月6日名医とつながる!たけしの家庭の医学で
加齢による頻尿の原因と対処法が紹介されました
山西友典先生
独協医科大学病院 排泄機能センター
主任教授
病院内に設置された頻尿や脳失禁の病の専門外来
排泄機能センターのセンター長に就任
自ら診察・診療を行う傍ら、泌尿器科医・神経内科医
検査技師など総勢10名のメンバーを取りまとめ
毎月1000名の患者を救い続けている
また長年、日本排尿機能学会の理事も務め、夜間頻尿
や過活動膀胱のガイドラインの作成にも携わるなど
泌尿器疾患のトップドクター
頻尿
年を重ねるごとに近くなる頻尿
日本排尿学会のデータでは50歳以上の2人に1人が
何らかの頻尿トラブルを抱えているという報告が!
頻尿に関するガイドラインによると、頻尿と診断
されるのは、起きている時に8回以上トレイに行く人
ちなみに、就寝中1回でもトイレに立てば「夜間頻尿」
と診断される
※大量の水分摂取でトイレが近いのは頻尿ではない
排泄機能センターの患者のうち2割が脳疾患などが
原因だが、残り8割は加齢によるものと考えられる
加齢による頻尿とそうでない人との膀胱の違い
頻尿の方は、そうでない人が尿意を感じる1/3の量の
尿が溜まっただけで、尿意を感じている
少量の尿で尿意を感じることこそ頻尿の原因
加齢による頻尿
通常、尿が膀胱に入ってくると膀胱が膨らみ
尿が溜まることで、神経が感知して脳に送られ
尿意を感じる
しかし、加齢が進むと尿が少量でも神経が
過敏に反応してしまい、すぐに尿意を
感じてしまう
つまり加齢による頻尿の原因は神経の誤操作!
頻尿改善のカギは「くるぶし」!?
膀胱周りの神経は、足の裏まで繋がって
伸びている
この神経は膀胱だけなく肛門や尿道の
動きなども司っている
さらに足指の筋肉の動きも司っている
くるぶし近くの神経は、一番身体の表面近くを
通っているので、そこを刺激すると神経の誤操作
が抑えられる可能性が高い
欧米ではくるぶし近くへの電気刺激療法で6~8割
の患者さんの頻尿が改善したというデータも
離れていても刺激を加えると膀胱周りの神経に
伝わり、頻尿が改善!
頻尿改善マッサージ
くるぶしから指4本上で、骨のすぐ脇を押す
押すと若干痛みを感じる部分「三陰交」というツボ
ここをやや強めに1分押す
朝・昼・夜の1日3回行う
このマッサージは神経を直接刺激するので頻尿改善
だけでなく即効性も期待できる
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