肝臓の老化予防・若返り食材【たけしの家庭の医学 7月24日】アーモンド・ビタミンE・角田圭雄

2018年7月24日名医とつながる!たけしの家庭の医学は
ウコン・シジミではない肝臓を若返らせる栄養素食材
メイン

角田圭雄先生

愛知医科大学病院 肝胆膵内科 准教授
角田圭雄
20年にわたり肝炎・肝硬変・肝臓がんなど肝臓の病を
治療・研究にあたる一方、厚生労働省の肝臓病に関する
研究班への参加や日本肝臓学会・日本消化器病学会の
評議員といった重役を歴任
日本の肝臓病治療をリードするエキスパート

肝臓の老化

肝臓1
ヨーロッパの権威ある医学雑誌に掲載された論文によると、
肝臓の機能が衰えている人は、そうでない人に比べて
心筋梗塞や脳梗塞などの発症リスクが約2倍も高いとのこと

肝臓2
さらに男性の大腸がんリスク・女性の乳がんリスクが約2倍
にも高まることがわかった

健康寿命をのばすには肝臓を元気に保つことが肝心要

肝臓3
肝臓といえばお酒の飲み過ぎを気にすることが多いが、実は
飲まない人でも肝臓に異常をきたしている人も多い
=肝臓が硬くなる(繊維化)

肝臓の繊維化とは?

繊維1
人に必要な栄養は肝臓で加工されてから全身を巡る

繊維2
ところが何らかの原因で肝臓に炎症が起きると、それを修復
しようと繊維化という現象が起きる
繊維化とは「かさぶた」のようなものなので、肝臓が少しずつ
硬くなっていき、徐々に肝機能が低下

繊維3
全身に適正な栄養分が送れなくなり、疲れやだるさ・むくみ
などの症状が出ることも

お酒を飲まない人でも起きる肝臓の繊維化の大きな原因は
繊維4
食べ過ぎ・運動不足の人は内臓脂肪が溜まりやすく、同様に
肝臓にも脂肪が溜まりやすい
肝臓に溜まった脂肪が炎症を起こす
肝臓の炎症が長期間続くと、肝臓で繊維化が起こる
食べ過ぎ・運動不足・お酒の飲み過ぎはもっと最悪!

繊維化の予防・改善効果が期待でいる栄養素とは?

食材1
肝臓に良い食材といえば「ウコン・シジミ」だが、近年の研究で
違う別の食材にも肝臓に良い食材があることがわかった

食材2
アーモンドに多く含まれるビタミンEは身体の老化現象を抑制
する効果が期待される栄養素の1つだが、さらに肝臓に溜まった
脂肪が起こす炎症を抑えてくれる作用がある

食材3食材4
炎症を抑えることで正常な状態に再生されて、繊維化も改善

食材5
肝臓の繊維化が重度だとアーモンドを1日に約1000粒分もの
ビタミンEを摂取しないと効果がなかったが

食材6
軽度の繊維化であれば、カロリーに気を付けさえすれば1日3度
の食事にビタミンEの多い食材を加えるだけで効果が期待できる
のではとのこと

肝臓の繊維化改善法

【よく噛む】
改善1
繊維化が進んでいる人は食べる時の咀嚼回数が少なく早食いが多い
咀嚼回数を増やすことで摂取カロリーが減り、間食もしなくてすむ
ようになる

【ビタミンE食材を摂る】
アーモンド以外にもビタミンEを含む食材があるのでそれらを
組み合わせてビタミンEを摂取

改善2改善3
かぼちゃ・マヨネーズ・サツマイモ

改善4改善5
ほうれん草・パプリカ・アーモンド・煎茶

改善6

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