最新医療【世界一受けたい授業 9月29日】骨折・白内障・盲腸手術・肝臓がん凍結治療法・虫歯検査・島田順一

2018年9月29日世界一受けたい授業は意外と知らない!
ここまで進んでいた最新医療
メイン

島田順一先生

京都府立医科大学 病院教授
島田順一

骨折の最新治療

骨折1
今までは骨折をしたときはギプスをし、自然に骨が
つながるのを待つしかなかった

骨折2
しかしこの器具をつけると自然治癒より治療期間が
3~4割短縮することができる

骨折3
使い方は毎日20分、患部に直接あてるだけ

骨折4骨折5
微弱な超音波によって骨の細胞に刺激を与えることで
細胞が活性化され、カルシウムやミネラルなどを放出
新しい骨を作る力が促進され、早く骨折が治る

※保険適用の治療法だが、置いてない病院もあるので
 病院でご確認を

盲腸の最新治療

盲腸1
今まではお腹を5cmほどメスで切って手術

盲腸2盲腸3
最新の手術は、おへその穴の中に2cmほどの穴をあけ
そこから器具を入れ、手術を行う

盲腸4
そのため患者の体の負担も減り、傷跡もほとんど
残らない

白内障手術の最先端

白内障1
昔は手術の際の麻酔は眼球の周りに直接針を刺していた

白内障2
今は目薬だけで麻酔効果が得られる

白内障3白内障4
水晶体が包まれている袋を円形状に取り除き

白内障5白内障6
超音波で濁った水晶体を砕き、吸い取る

白内障7
水晶体を取り除いた部分に人口のレンズを入れる
手術時間は、わずか10分程度

白内障8
昔は回復に時間がかかり、入院が必要だったが

白内障9
今は切開範囲が小さいので入院が不要
日帰りで、翌日には眼帯もとれる

がん検査の最先端

検査1検査2
今までは人間ドックや腫瘍マーカーで調べていたが

検査3検査3-1
2017年、ごく少量の血液で初期のがん13種類を
診断することができる最新システムを国立がん研究
センターが発表

検査4
血液中のRNA(DNAの仲間)を調べることで
初期のがんを見つけることができる
しかもその発見率は95%
2~3年後をめどに実用化
費用は2万円程度の見込み

虫歯検査の最先端

虫歯1
虫歯を見つけるには探針という先の尖った器具を使ったり
レントゲンを撮ったりしていたが、これらでは初期の
虫歯をみつけられないことも

虫歯2
レーザー式虫歯探知機のレーザーを歯にあてると
虫歯になっているかを数値で知らせてくれる

虫歯3虫歯4
目に見えないごく初期の虫歯でもみつけることができる
さらに虫歯を数値化することで患者にも虫歯の進行具合が
わかりやすく歯を削るなどの治療に理解が得やすくなる

肝臓がん手術の最先端

腎臓がんの手術はがんを切除するのが通常
しかし2011年からがんを切除せずがんを凍らせる
「がん凍結治療法」最新治療方法が保険適用に

肝臓がん1
4cm以下の比較的初期のものに行える治療法で
使用するのは1.5mm程度の細い針

肝臓がん2肝臓がん3
超低温になる針を皮膚の上から直接腎臓に刺し
10~15分ほど凍らせ、一度解凍
これをもう一度、繰り返せば治療は完了

凍るのは、腎臓がんとその周囲5mm程度なので
腎臓の機能に大きな影響が及ぶことはほとんど
ないとのこと

肝臓がん4
メスを使う手術よりも体への負担が少ないので
体力のない高齢者にも向いている治療法
入院期間も少なく、傷もほとんど残らない

肝臓がん5

内視鏡手術の最先端

内視鏡1
内視鏡手術は、体に小さな穴を数か所開け、そこから
カメラや器具を挿入し、モニターを見ながら行う

内視鏡2
この手術に最新の8K(スーパーハイビジョン)内蔵
カメラが登場!

内視鏡3
およそ4倍も良く診ることができる

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