正しい歩き方チェック・靴底【主治医が見つかる診療所 10月18日】アキレス腱ストレッチ

2018年10月18日主治医が見つかる診療所は現代人に急増!
将来歩けなくなる危機を回避する方法
KMP-WDM[(079274)2018-10-18-21-30-20]

菊池守先生

下北沢病院 院長
形成外科・フットケア外来
菊池守
これまでに8000人以上の患者の足を治療

靴底で正しい歩き方かチェック

正しい歩き方をしている人と崩れた歩き方をしている人
では靴底のすり減り方が違うとのこと

クイズ1
正解:B(つま先とカカト)
きちんと歩けている人はカカトから地面に接地して
つま先で蹴り出すため、カカトの外側からつま先に
かけて靴がすり減っていく
他の部分から削れてしまう場合、足のバランスが悪か
ったり、関節が正しく使えていない可能性が

崩れた歩き方は足の負担だけでなく、ヒザや腰など
体のいたる所に痛みが出てきてしまう

正しい歩き方はカカトの外側から接地して親指で
地面を蹴る

フローリングは注意が必要!?

最近は畳の部屋が減り、フローリングが増えている
そのため、フローリングでは注意が必要なことが
クイズ2
正解:B(スリッパ)
老化により足の裏の筋肉や脂肪が薄くなると、骨が
地面に直接ぶつかることにより痛みを感じるように
なってしまう
それにより、痛みをかばおうと不自然な歩き方に
なり、また別の部分が痛む悪循環に
畳やカーペットの床の場合は裸足でもOKだが、硬い
フローリングの部屋ではスリッパや靴下をはいた方が
衝撃を吸収できる

将来歩けなくならないように柔軟性が必要なのは?

クイズ3
正解:アキレス腱
アキレス腱の柔軟性が足りないと足の前半分の負担が増え
様々な足のトラブルを引き起こす

アキレス腱が硬いと体重移動や衝撃吸収がスムーズに
行かず、歩行の衝撃が骨・神経・血管に加わり、足への
負担が高まる

クイズ3-1
アキレス腱が硬くなってしまうのは生活スタイルが
関係している

対策としてはアキレス腱のストレッチが有効

正しいアキレス腱ストレッチ

【壁を使ったストレッチ】
ストレッチ1
アキレス腱を伸ばしたい足を後ろに下げ

ストレッチ2
壁に手をつき、体を安定させる

ストレッチ3ストレッチ4
この時大切なのは両足のつま先をまっすぐ前に向ける
ことと、アキレス腱を伸ばす方の足のヒザは曲げないこと

ストレッチ5
力を抜き、深呼吸をしながら反動をつけずに伸ばす

【座って行うストレッチ】
ストレッチ6
正座をした状態から

ストレッチ7ストレッチ8
片ひざを立て体を前に倒す
つま先を前に向け、カカトは地面につけるのがポイント

よくつまずく人の原因

理由1:アキレス腱が硬く、柔軟性に乏しいため
    つま先が上手く上がらない
理由2:腸腰筋が加齢により衰え、足全体を持ち
    上げられない

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