足の病のセルフチェック【たけしのみんなの家庭の医学 12月1日】北島康雄 水虫・タコウオノメ・全身性エリテマトーデス・メラノーマ
2015年12月1日たけしのみんなの家庭の医学で足の病のセルフチェックが紹介されました
北島康雄
岐阜大学 名誉教授 木沢記念病院 病院長 北島康雄
足の病
血液が運んでくる悪い成分が溜まり全身の病のサインが現れやすい
白くカサカサ・ケシ粒大の水疱
病名:水虫
病状:白くカサカサの場合、かゆみが少なく乾燥肌と間違いやすい。かかとだけでなく土踏まずまで白くカサカサしてくる
ケシ粒大の水疱の場合は指の付け根付近にできることが多くかゆみが強い。ひっかいて破ると皮がめくれてジクジクする
対処法:市販薬でも対処可能
効果的な使い方は足の裏全体に塗ることで白癬菌が他の部分に広がるのを防ぎ治りやすくなる
黄色く硬い塊
病名:タコ・ウオノメ
病状:「中心に白い目がある」また「押して痛い」のがウオノメ。「中心に白い目がない」また「押して痛くない」のがタコ。
足に合わない靴の慢性的な刺激で自己防衛反応で角質が増殖したもの
対処法:市販の軟膏で対処可能
足の甲の赤い斑点
病名:全身性エリテマトーデス
病状:原因不明の自己免疫疾患。
本来外敵と戦う免疫細胞が暴走し正常な組織を攻撃全身のいたるところで炎症を起こす。最悪の場合命にかかわることもある
対処法:早期の発見と治療
スプーンできえない足の甲の赤い斑点を見つけたら皮膚科へ!
足の裏のホクロ
病名:メラノーマ(皮膚がん)
病状:スイカの種ぐらいの大きさで輪郭がぼやけたホクロで足の裏にできる場合が多い。
皮膚の中でホクロを作るメラノサイトがガン化したもの。転移すると高い確率で死に至る
特徴:「濃淡があって輪郭がぼやけたホクロ」「いつの間にかできたホクロが大きくなってきた」
SNSフォロー