姿勢トラブル改善法【世界一受けたい授業 5月20日】壁向きスクワット運動・巻きタオル・猫背・高平尚伸

2017年5月20日世界一受けたい授業はカラダの新常識
病気の原因「姿勢トラブル」を見逃すな!姿勢チェック
改善方法などが紹介されました
20170520215654

高平尚伸先生

北里大学医療衛生学部 教授
高平尚伸

姿勢が招くトラブル

たかが悪い姿勢と油断は禁物!
子供1子ども2
悪い姿勢は骨が傾いたり、変形する原因になる

姿勢1
頭の重さは体重の約10分の1
悪い姿勢により、頭が体から離れるため、腰や
肩に負担がかかり、体の不調の原因になる

子供3
他にも悪い姿勢を長期間続けることは視力の低下を
引き起こし左右の視力に差が出る危険性が!

子供5
若くても長期間悪い姿勢を続けると、首の骨も
曲がってしまうことがある

簡単姿勢チェック

姿勢2
「イス」は座った時、ひざが90度になる高さが目安

姿勢3姿勢4
イスに座った状態で壁に近づき、つま先・ひざが軽く
触れるようにする

姿勢5姿勢6
この状態から、立ち上がる事ができるかどうか
簡単に立ち上がれればOK
立ち上がれない場合は要注意!
すでに姿勢トラブル、もしくは、姿勢トラブル予備軍

姿勢7
もともと、姿勢が悪い方、特に猫背の方などは必要以上
に重心を前に移動させないと立てないので、目の前に
壁があると立ち上がりづらい

姿勢8姿勢9
さらに、正しい姿勢に重要な骨盤やインナーマッスルも
確認している
骨盤が正しい位置にない人も立ちづらく、正しい姿勢を
維持するための筋肉「腸腰筋」が弱い人も立ちづらい

姿勢が招く深刻なトラブル

ぎっくり背中

子供4
ぎっくり背中…背中の広範囲に急な痛み
姿勢の悪さや運動不足が原因で背中の筋肉に極度の張り
や硬直を引き起こす
呼吸をするだけで背中全体に痛みが走ることもあり
日常生活に支障をきたす

肺血栓塞栓症

トラブル1トラブル2
姿勢がよくても長時間同じ姿勢なのが危険
股関節やひざなど、真っ直ぐでないところでは血流が
停滞しやすく、血栓などの血の塊が出来やすくなる

トラブル3
さらに脚の静脈でできた血栓は要注意!
肺に運ばれ肺の血管を詰まらせる肺血栓塞栓症を
引き起こす可能性が

トラブル4
長時間座ったままはNG
脚を伸ばす・姿勢を変えるなどで血栓の危険性を
抑えられる

肩が左・右どちらかに傾くのは毎日の通勤・通学が原因!?

通勤1
つり革を持つ手やバッグをかける肩が、いつも同じ側を使っている
つり革を持つ手がいつも同じだと肩や背骨を傾ける原因の一つになる
荷物を持つときは、左右のバランスを考えたり、つり革を持つ手は
日替わりで使う手を変えるなどを心がけるだけでも、悪い姿勢を
改善できる

姿勢トラブル改善方法1:巻きタオル

タオル1
バスタオルを丸めて、両端を輪ゴムで止める

タオル2
イスの1番奥、背もたれの下にタオルを当てがう

タオル3
お尻の端をタオルに乗せる

タオル4タオル5
傾いていた骨盤を、タオルによって立った状態に戻す方法
骨盤を正しい位置に戻すことで、姿勢改善の効果が
期待できる

姿勢トラブル改善方法2:壁向きスクワット運動

スクワット1スクワット2
壁に向かって立つ
脚は肩幅に開く
つま先は壁につける
手は頭の後ろで組む

スクワット3
できるだけ膝を曲げてスクワットを行う
膝は多少壁についてもOK
1日10回3セットを目安に行う

傾いた骨盤を立てて正しい位置に戻す効果が期待できる
加えて正しい姿勢を維持するのに必要なインナーマッスル
を使うトレーニングにもなっている

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