ご飯を食べても太らない方法・ダイエット【主治医が見つかる診療所 10月24日】冷やす・レジスタントスターチ・早川享志
2016年10月24日主治医が見つかる診療所は太らない食べ方
ダイエットの新常識でご飯を食べても太らない方法が紹介されました
早川享志先生
岐阜大学応用生物科学部教授 食品栄養学 農学博士
炭水化物はダイエットの天敵?
炭水化物=糖質+食物繊維
糖質は脳や神経回路のエネルギーとなる栄養素なため
急激に減らすことは脳の働きが悪くなるだけでなく
様々な不調の原因になる場合も
また、糖質がゼロになると糖質を合成しようと代わりに
タンパク質が分解されてしまい筋力の低下に繋がる
さらにお米にはトリプトファン・ヒスチジンが含まれて
いるのでゼロにすることは精神面にも悪い影響が出る
炭水化物は体にとって大切な栄養素なため上手に体に
摂りいれることが大切
ご飯を食べても太りにくい方法
太らない鍵はレジスタントスターチ
炭水化物には快腸デンプン=レジスタントスターチが
含まれている
レジスタントスターチとは
・炭水化物などに含まれるデンプンの一種
・胃で消化されにくく、腸まで届いた後便秘を予防する
など「食物繊維」のような働きをする
通常のデンプンは胃などで消化されて腸で吸収されて
しまう
レジスタントスターチは胃などで消化されにくく腸まで
届いて食物繊維と同じ働きをする
レジスタントスターチを増やすには?
レジスタントスターチは一般的な冷蔵庫(3~6℃)で
2時間ほど冷やすと増やす効果が期待できる
冷蔵庫から出してすぐだと抵抗がある方は、そのまま室温に
戻して食べてもOK
※レンジなどで温めてしまうと糖に戻ってしまうので注意!
ご飯以外にも応用ができる
オススメの食べ方
温かいご飯を食べるなら朝食がオススメ
その日1日のエネルギーとして消費されやすい
お昼は朝炊いたご飯などをお弁当にして冷たくして
食べるのが良い
夜は控えるか少量にするのが良いとのこと
【注意点】
・冷たい炭水化物は消化されにくいため、胃腸が弱い方は注意!
・また、冷やせば沢山食べてもよいという訳ではないので
食べ過ぎには注意!
タグ:主治医が見つかる診療所
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