美肌を作る正しい入浴法【世界一受けたい授業 11月12日】緑茶・早坂信哉
2016年11月12日世界一受けたい授業は冬に増える危険な肌トラブルから
身を守る!美肌をつくる正しい入浴法などが紹介されました
早坂信哉先生
東京都市大学教授
冬の乾燥肌
肌は湿度が60%を下回ると乾燥しやすくなる
冬は湿度が低いため、乾燥肌になりやすい
通常、皮膚の水分と油分が肌を守っているが、空気が乾くと
水分も油分も減ってしまう
その結果「かゆみ」や「あかぎれ」など様々な肌トラブルを
引き起こす
肌に悪い入浴法TOP5
1位:15分以上の長風呂に入る
長くお風呂に浸かると、肌の角層が大量の水分を吸収し膨らんだ
状態になり、バリアの役割をはたしていた油分もなくなるので、
肌の保湿成分が流れて出てしまう
肌がふやけるほどの長風呂は注意!
2位:42℃以上の熱い湯に入る
38℃での入浴と42℃での入浴を比較したところ、入浴後
1時間経過した肌の水分量は42℃での入浴はおよそ半分に
どうしても熱いお湯に入りたい方にオススメなのは
「炭酸ガスが入った入浴剤」
炭酸ガスの入浴剤を入れることで湯温が低くても体感温度が
約2℃高く感じることができる
3位:一番風呂に入ること
水道水には殺菌や消毒のために微量の塩素が含まれている
肌が乾燥しやすい冬は、特に塩素が肌を刺激するので、肌荒れの原因に
なってしまう
同じ人なのに一番風呂と二番風呂では肌に差ができてしまう
二番風呂の方が肌が荒れないのは、先に入った人の肌からたんぱく質や
脂質が湯船に流れ出るため、塩素と結び次いで塩素が減るため
どうしても一番風呂に入らざるえない場合は、レモン汁をスプーン1杯
加えたり、ゆず湯などにすると良い
その他、アスコルビン酸が含まれている入浴剤でもOK
ちなみにお風呂に浸かって歯を磨くと、唾液に含まれるホルモンが
活発になり美肌になるのでオススメ
4位:脱衣所が寒い
せっかくお風呂で体を温めたのに脱衣所が寒いと、急激な温度変化で
肌が刺激を受け、肌がかゆくなる「寒冷じんましん」になる危険性が!
脱衣所は暖房器具などで温めておくようにしましょう
また、浴室も温めることも大事
お湯をためる時にフタを外しておくと蒸気で温まる
5位:全身をゴシゴシ洗う
皮膚の表面にある皮脂膜は肌のうるおいを体から外に逃がさない
フタのような役割をしている
タオルなどでゴシゴシ洗うと皮脂膜が減り…
肌の水分が体の外へ出ていってしまうことで乾燥に繋がる
特にスネは元々皮脂膜が薄いため、お湯で流すだけでも十分
ゴシゴシ洗うとウロコのような足になってしまう
洗うときは、手で泡立てて、こすらずなでるように優しく
洗うようにしましょう!
オススメの入浴法
悪い入浴法をやめるだけでも肌の質は改善するが
オススメの入浴法を実践することでより美肌に!
入浴法1:フタをせずにお湯を張る
入浴法2:レモン果汁をスプーン1杯ほど湯船に加える
入浴法3:体を洗う時は石鹸で泡を作り、手の平で洗う
ポイント1:石鹸で洗うのは顔・胸・わき・お尻・股の5か所のみ
入浴法4:シャワーは長時間使わない
・シャワーの水にも塩素が含まれているので、お風呂にたまった
お湯だけで洗い流す
入浴法5:入浴は40℃で10分、肩までつかる
・額に汗がじんわり出るくらいを目安にお風呂から上がる
入浴法6:肌が乾燥しやすい人は浴室の中で化粧水をしみこませる
・さらに服を着る前に保湿クリームをつける
入浴前に飲むと美肌効果がアップする飲み物
「緑茶」
緑茶に含まれるカテキンには美肌効果がある
緑茶を飲んでからお風呂に入ると、ただ飲むだけに比べ
約7倍もカテキンの吸収量がアップする
タグ:世界一受けたい授業
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