体に良いスーパーオイル・米油・えごま油・マカダミアナッツオイル【世界一受けたい授業 9月24日】佐田政隆・正しい油の選び方

2016年9月24日世界一受けたい授業は油博士がオススメ!
食べて健康になる3つのスーパーオイル教えます!!

メイン

佐田政隆先生

徳島大学循環器内科教授

佐田政隆

正しく油を摂らないと、肌がカサカサになったり
肝機能の低下、最悪の場合、脳出血を起こすことも!
体に良いからといって全種類をたくさん摂って良いわけではなく
自分が気にある症状に合わせて油を選び、適切な量摂ることが大切

問題

問題1

問題1

この中で一番カロリーが高い油は?

答1

全部同じ
油の種類によってカロリーも変わると思われがちだが、どの植物油も
カロリーは一緒
サラダ油もオリーブオイルも大さじ1杯約110kcal

問題2

問題2

料理で油を使う時にしてはいけない事とは?

答え:酸化した油を使うこと

酸化

油は揚げ物などで熱し、何度も使い続けると酸化し悪くなる
また加熱しなくても開封しただけで酸化するため、気が付かない
うちに酸化した体に悪い油を摂取している可能性も!

酸化2

酸化した油を体内に入れ続けると、血管壁に酸化した油が蓄積され
血液の通り道を狭くし、高血圧の原因になる
さらに血管が酸欠や栄養失調になり、最悪の場合動脈硬化や
脳卒中などを招く原因にもなる
油を加熱した時、嫌な臭い・煙・泡が消えないなどの症状がある
場合はかなり劣化が進んでいる状態→捨てた方が良い

酸化3

油は光でも酸化するので、なるべく透明な瓶よりも遮光性の瓶が
オススメ
透明な瓶は暗い場所に保管するか、アルミホイルで包んで保管
すると良い

スーパーオイル1:米油

米油

玄米から白米に精製される時に出来る米ぬかから作られた油
この油で揚げ物をすると油っこくなくサックリ揚がる
スーパービタミンEが豊富
→通常のビタミンEの40~60倍もの抗酸化力
悪玉コレステロールを退治してくれる他、老化予防が期待できる
また、自律神経の働きを調整する効果があり、倦怠感や不眠など
の改善が期待できる

スーパーオイル2:えごま油

シソ科の「えごまの種」から作った油でオメガ3系の油

えごま油1

オメガ3系の油は人の体内では作れないため、現代人が不足
している脂肪酸と言われている

えごま油2

オメガ3の1つであるα-リノレン酸の含有量は圧倒的に多い
そのためたった小さじ1杯で1日分のオメガ3摂取量が摂れる

えごま油3

えごま油を摂ることで血液の流れが良くなり、動脈硬化の
予防にもなる

えごま油4

また女性にはうれしい美肌効果・老化予防の効果も期待できる

えごま油は熱に注意!

えごま油に限らず、オメガ3系の油は他の油にくらべて成分が
壊れやすいという性質がある
特に熱による劣化は100℃以上になると急速に進むため
揚げ物などに使うのは絶対NG!

ドレッシング納豆

その為、えごま油では手作りドレッシングを作ったり納豆や
卵かけご飯

味噌汁

さらに食べる直前に、お味噌汁にたらすのがオススメ

冷蔵庫

えごま油は長期保存に向かないため、酸化を防ぐには冷蔵庫で
保存し、2か月以内に使い切った方が良い

スーパーオイル3:マカダミアナッツオイル

脳の血管にも届く油
他の植物油にはほとんど含まれていないパレミトレイン酸が
糖尿病の効果的
またパレミトレイン酸は脳の血管を丈夫にし、脳卒中予防
も期待できる

ナッツ1

マカダミアナッツオイルは糖質が0なのに甘さが感じられる
ので、バターの代わりにパンにつけるなどがオススメ

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