歩き方で分かる病気のリスク【サタデープラス 11月12日】チェック法・治すコツ・黒田恵美子

2016年11月12日サタデープラスは97%が間違い!?歩き癖でデブ・寝たきり
尿漏れ・転倒のリスク・早死に・認知症にも!?簡単歩き方チェックと
歩き方で分かる認知症チェックなどが紹介されました
20161112120056

黒田恵美子先生

ケア・ウォーキング普及会代表 健康運動指導士

黒田恵美子

内股・ガニ股チェック

チェック1

こぶし1つ分あけて足を平行に開く

チェック2チェック3

こぶしを膝に挟んで軽く屈伸する

【診断】
屈伸した時に、こぶしが膝に押される⇒内股
屈伸した時に、こぶしと膝に隙間ができる⇒がに股

歩き方の問題点のタイプ

「ガニ股歩き」は尿漏れのリスク

ガニ股歩き1

ガニ股歩きは股関節周りの筋肉がうまく使えていない可能性が!
体の奥の筋肉は内臓を支えているので、放っておくと尿漏れを
防ぐ筋肉にも影響が及ぶ

「内股歩き」は寝たきりのリスク

内股歩き1

内股のまま歩き続けると徐々に膝が変形し、高齢になる頃には
動きづらくなり、最悪の場合寝たきりになる可能性も!

「モンローウォーク」は転倒のリスク

モンローウォーク1

モンローウォークとはお尻を左右に振るセクシーな歩き方
お尻の横側にある筋肉「中殿筋」が弱っていることから
モンローウォークが起こる
この歩き方は横方向に踏ん張れず、転びやすくて危険!

「ちょこちょこ歩き」は肥満のリスク

ちょこちょこ歩き1

ちょこちょこ歩きをすると、筋肉をあまり使わず歩くので
筋肉が衰え、筋肉が落ちると、基礎代謝が落ち、太りやすくなる

悪い歩きグセを治すコツ

コツ1

腕を前後に45度振る
腕が後ろに振れると歩幅も広くなり、姿勢も良くなる
左右の幅が斜めにならないようにまっすぐ後ろに振ることを
意識すると足の出し方も真っ直ぐになり、姿勢も良くなる

コツ2

タオルを折って持ち、歩くことで腕がバランスよく振れて
いるか確認できる
タオルが真っ直ぐだとキレイに振れている

「歩けば歩くほど健康になる」というのは間違い!?

赤血球1

足踏みをする度に足の裏の血管を通る赤血球を踏みつぶして壊して
しまい、血液の成分(ヘモグロビン)を破壊している
1万歩も歩けば、それだけ貧血のリスクが高くなる

赤血球2

血管は普段から様々な物質により傷つけられ、歳を重ねるうちに
傷も治りにくくなりため、修復が間に合わないのに、運動によって
血流があがると、血管は自らを守ろうと硬くなり動脈硬化に発展す
る恐れもある

赤血球3

歩くのは1日8,000歩で、その中に早歩きが20分含まれているのが理想的

赤血球4

早歩き20分でなくても、日常の中で同程度の活動を合計20分でもOK

青信号で渡りきれない人は認知症のリスクあり!?

認知症1

認知症になると一般的に歩く速度が遅くなるので、横断歩道を
青信号の間に渡り切れないのは認知症予備軍と国際定義になっている

認知症2

歩く行為には「人をよける」「足を前に出す」「方向を決める」
「歩幅を調整する」など、たくさんの作業が必要
認知機能が弱まると、こうした情報を一度に処理するのが困難になり
歩く速度が遅くなる

横断歩道は軽度認知障害チェックに最適!

認知症3

信号機は青になって赤になるまで基本秒速1メートルで渡りきれる
ようにに設定されている
横断歩道を渡り切れない歩行速度は軽度認知障害の疑いが!
軽度認知障害の段階での発見は認知症予防に効果的

ウォーキングに適した時間は夕方

夕方が1日の中で一番体温が上がるので運動に適した時間
また、この時間に運動をすることで、夜眠る時に深い良い
睡眠にもつながる

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ