インフルエンザ予防対策【林修の今でしょ!講座 11月22日】予防ワクチン・抗インフルエンザ薬・今津嘉宏
2016年11月22日林修の今でしょ!講座は名医が作ったインフルエンザ
対策テストが紹介されました
今津嘉宏先生
芝大門 いまづクリニック院長
インフルエンザ予防接種
予防接種は12月中旬までに終えることが望ましい
インフルエンザのピークは1月~2月
ワクチンは摂取してから免疫ができるまで2週間ほどかかる
そのため、1月~2月より早めに摂取した方が良い
ワクチンの効果は約5か月
ちなみに…
病原体に一度感染することで免疫ができるが、体に病原体を
入れることで拒否反応を起こすこともある
拒否反応がひどいと、まるで風邪を引いたような症状が出る
インフルエンザワクチンの中身は4種類!
従来は3種類のウイルスに対応していたが、法律改正により
昨シーズンから4種類に増加された
A型ワクチン2種類+B型ワクチン2種類
A型ワクチンは選ばれた2種類のウイルスに対応するワクチンを
注射に入れている
B型は全2種類
従来はどちらか1種類を選んでいたが、昨シーズンから
両方入ったのでB型対策が万全に!
ちなみに…
A型ウイルスの選考基準はWHOや国内の統計データと半年前の
オーストラリアの流行から予想
医師がいれば何科でも予防接種は受けられる
医師免許を持っている医師がいれば、基本的に予防接種は受けられる
ただし、皮膚科や眼科などで受ける場合はワクチンがあるか確認を!
インフルエンザの予防・対策
アルコール消毒は早く乾かした方が良い
アルコール消毒はウイルスを死滅させるので有効
しかしアルコール消毒で手が濡れていると、接触感染の
リスクが高まる
アルコール消毒のプッシュ回数は1~2回程度で良い
アルコール消毒は手が荒れるので少し薄めてあるため
手が濡れていると水分をつたってウイルス感染しやすくなる
加湿器はインフルエンザ予防に有効
湿度50~60%程度でウイルスは落下
しかし注意する点がある!
湿度が上がると水滴の重さでウイルスが落下するので
空気中のウイルスは減り、活性が低下するが
空気が乾燥すると落ちたウイルスは復活し、再び舞い上がり
感染する可能性がある
加湿器でウイルスが落下したら、アルコール消毒液で床を
拭くとウイルスを死滅させられる
じゅうたんの場合は、アルコール消毒液を噴霧
発症後に飲む薬は予防薬にもなる
抗インフルエンザ薬は体に入ってきたウイルスの増殖を
防ぐ効果があるので、予防としてあらかじめ飲んでおくと
重い症状を防ぐことができる
※予防として薬をもらうには色々な条件があるので
お医者様にご相談を!
タグ:林修の今でしょ!講座
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