最新風邪予防・良い睡眠法【林修の今でしょ!講座 11月29日】新見正則
2016年11月29日林修の今でしょ!講座は、この時期を乗り切るために
最新のかぜ予防法&睡眠法などが紹介されました
新見正則先生
帝京大学異学部附属病院 教授
冬を乗り切る予防対処法&新事実
問1
答え:○
・朝食で体温を上げ、ウイルスと戦うためには
本当に無理な場合を除き、食べた方が良い
・かぜを悪化させない方法は体温を上げること
・体は温度が上がった方がウイルスと戦う免疫が高まる
問2
答え:×
・免疫を高めるために体温を上げやすいのはご飯
・さらにお粥なら、食べてすぐ温まるのでオススメ
問3
答え:○
・つい捨ててしまいがちな大根の葉…
実は大根の葉は根の部分より風邪予防に期待できる
ビタミンCが豊富なため、捨てずに使った方が良い
問4
答え:×
・卵の卵白には消炎効果が期待できるリゾチームが
含まれている
問5
答え:×
・ウイルスは水でほぼ洗い流せる
問6
答え:○
・温かい御茶で風邪薬を飲んでも効き目は変わらない
・避けた方が良い飲み合わせには要注意!
・グレープフルーツに含まれる成分が薬を分解する酵素の
働きを邪魔する⇒効き目が強くでてしまう場合も
・薬にも様々あるので服用する際は医師や薬剤師に相談を
問7
答え:○
・葛根湯はかぜの初期に飲むのが大事
・飲まなければいけない状態で「食前」と書いてあるから
飲むのを後回しにするなら、すぐ飲んだ方が良い
・基本的に「漢方薬⇒食前・西洋薬⇒食後」が多い
・西洋薬は食前に飲むと胃が荒れやすい
・漢方薬は食後に飲むと効き目が薄くなる
問8
答え:○
・ウイルスや細菌はとても小さいため、マスクの隙間から
入ってしまう
問9
答え:×
・かぜウイルスは20分で体内に侵入
問10
答え:○
・かぜウイルスは、水を20分に1回飲むことで洗い流せる
→胃に入って胃酸で死滅
問11
答え:×
・この問題で重要なのは温かさではなく、どちらがよりウイルス
から身を守れるかということ
・ウイルスが付着しやすい手を守る理由で手袋が正解
問12
答え:×
・ウイルスは手の平で1週間も生き続けるというデータが!
・手洗いの重要性が再認識された
問13
答え:○
・飛行機内は上からの風量が強く、ウイルスが下に沈みやすい
番外1
答え:A
・子どもは免疫が少なく、年10回くらいは風邪をひくと
言われており、大人になると免疫が出来き、ひきにくくなる
番外2
答え:B
・何度も風邪をひいてしまうのは、ウイルスの種類が多すぎるため
問14
答え:×
・ウイルスは水でほぼ洗い流せる
問15
答え:×
・窓を開けても部屋の中のかぜウイルスは増えない
・外は人口密度が低いのでウイルスも少なく、家は
人口密度が高いのでウイルスが多いと考えられる
・ただし、掃除をしていない場合は窓を開けるとウイルスが
巻きあがる恐れも!(こまめな拭き掃除が大前提)
問16
答え:○
・スルメを噛むことで唾液が分泌するのでウイルスを
洗い流すことができる
・唾液の分泌が悪い方は、水分で喉を潤すことが大切
問17
答え:○
・こたつや電気毛布は強制的に温めるもの
・下は温かくなるが、風邪予防に重要な上気道は
温まりにくい
・体を温めるのにおすすめなのは「湯たんぽ」
問18
答え:○
・筋肉がある人はエネルギーが出やすい
問19
答え:×
・お酒で体温は上がるが、その後急激に下がってしまうので
控えた方が良い
問20
答え:×
・辛い食べ物は基本的に汗が出るが、強制的に汗が出過ぎるので
一気に汗が噴き出て、そのあと急激に冷える
問21
答え:○
・肉は野菜より繊維が少ない為、消化に良い
・かぜのひき始めなら、肉を食べて体力をつけると良い
問22
答え:○
・多少の咳なら止めない方が良い
・咳は体内の悪いウイルスを排出しようとして起こる
・咳を抑えるのは良いが、完全に止めてしまうと体内の
ウイルスが排出できない
問23
答え:○
・時間に関係なく寝る前でも飲んで体を温めると良い
・一気に体温を上げるのは逆効果なので注意!
・薬の飲み方の注意点 漢方薬⇒症状に悩んだら飲む
西洋薬⇒症状に悩んだら飲まない
問24
答え:×
・銭湯の帰りに湯冷めするため、昔はダメと言われていた
・家庭の内湯なら、寝る前に入るのは大丈夫
・熱いお湯にサッと入るだけだと芯から温まらないので
心地よさを感じる温度で、絶対無理をしない程度に
温まるのが良い
番外3
答え:×
・保険適用の漢方は約150種類
番外4
答え:×
・最も新しい漢方薬は昭和27年に誕生
問25
答え:○
・夜の激しい運動は不眠の原因に!
・深部体温は夜に低下して眠くなるが、その時に激しい運動を
すると下がりづらくなる
・激しい運動は夕方までには済ませる
・夜運動する場合はウォーキングなどの軽い運動にすると良い
問26
答え:×
・寝る前の水分補給は重要だが、飲む時間が重要
・寝る直前に飲むと寝ている間に、ぼうこう圧が高まり、トイレ
に起きるため睡眠の質が低下する
・水分補給は最低でも寝る1時間前までにする
問27
答え:○
・みそ汁の原料となる大豆には深い睡眠を誘うホルモン「メラトニン」
を作る成分が含まれている
・メラトニンが体内に作られるのに約15時間かかるので
朝、味噌汁を食べれば、ちょうど寝る時にメラトニンが
作られて質の良い睡眠が期待できる
問28
答え:○
・手(足も)を温めると眠りやすくなる
・睡眠中の深部体温(体の中心の体温)が低い→手足から熱を放出
・冬は手足の冷えで深部体温が上手く下がらず睡眠の質が低下しがち
・質の良い睡眠のためには深部体温が低くなることが重要
・手足の温度が高いほど効率が良い
・逆に寝ている時に温めてはいけないところは「頭」
・頭の後ろの動脈を温めると深部体温が上がり、眠りづらくなる
・氷枕などで頭を冷やすと眠りやすくなるという研究結果も
問29
答え:×
・好きな音楽は脳が興奮状態になりやすいため、質の良い睡眠の
ためには逆効果
・寝る前はリラックスすることが大切
・リラックスできる音楽であれば良い睡眠に繋がる
歌詞が入ってない音楽でも同様
・リラックスできる音楽でもつきっぱなしは禁物
聴覚が休まらずに眠りが浅くなってしまうことも
問30
答え:×
・昔、人間は身を守るために夜に火を焚いて寝ていた
⇒暗いと本能的に不安になると考えられている
・不安を取り除くために睡眠中は薄明りをつけておくと
リラックスしやすい(フットライトなど)
番外5
・スマホは画面の光の影響が関係すると言われているが
実はスマホの光は睡眠にはほとんど影響しない
・どんな内容を見ているかが重要
・眠りづらくなる原因として…
「メールの返事が返ってこなくて気になる」
「興味のあるものを見て興奮してしまう」など
タグ:林修の今でしょ!講座
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