インフルエンザ予防・あいうべ体操・舞茸・歯磨き【世界一受けたい授業 12月3日】高橋央

2016年12月3日世界一受けたい授業は、今年はワクチン不足!
最新のインフル対策予防法などが紹介されました
メイン

高橋央先生

感染対策コンサルタント
新ゆり内科院長
高橋央

インフルエンザ

インフル1
今年はすでに9月から学級閉鎖が始まり…

インフル2
現時点での患者数は昨年の同じ時期までの5倍以上!

インフル3
しかし、今年のインフルエンザワクチン量は300万本も
少ないという事態に!
その理由は、ワクチン製造会社が熊本地震で被災し
製造が遅れてしまっているから

インフル4
これからピークを迎えると予想

隠れインフルエンザ

隠れ
高熱が出ないインフルエンザで、気が付かないことが多い

隠れ1隠れ2
子どもの22.1%が高熱が出ないインフルエンザ
65歳以上の70%が高熱が出ないインフルエンザというデータが

隠れ3
熱がなくて楽でいいと思いがちだが、インフルエンザは熱に弱いので
人間は高熱を出してウイルスをやっつけているため、熱を出すのは
大切なこと

隠れ4
熱が出ないため、ウイルスをやっつけることができず、さらに
放置してしまうことで肺炎になる危険性も!
軽い風邪でも、この時期は医療機関に行くのが鉄則!

自宅で出来る3つの最新予防

マイタケを食べる

舞茸1
舞茸に含まれるβ-グルカンは免疫力を上げる効果がある

舞茸2
舞茸摂取時のインフルエンザワクチンの効果が
食べなかった人に比べ3.5倍も抗体陽転率が高かった

舞茸3
富山大学が行ったマウス実験で、舞茸にはインフルエンザ
ウイルスの増殖を抑える効果があることがわかった

舞茸4
食べる目安量は家族で1パック(1人約70g)

歯磨きをする

歯磨き1
インフルエンザは、ウイルスが喉の気道の粘膜にくっつき
そこで増殖を繰り返すことで発症
粘膜は、タンパク質のバリアで守られているが、歯垢など
口の中が悪玉菌で汚れていると、そこから酵素が発生し
そのバリアを壊してしまう

歯磨き2
老人ホームで歯磨き法を指導したところ、インフルエンザ
発症率が1/10に減少したというデータも

呼吸法を改善する「あいうべ体操」

体操1
福岡の小学校では「あいうべ体操」を始めた頃と比べ
インフルエンザ発症率が1/6に減った
この体操をすると口呼吸から鼻呼吸に変えることができる

【やり方】

体操2
「あ~」と口を大きく噛みつくみたいに開ける

体操3
「い~」と口を横に大きく「痛てー」という感じで開ける

体操4
「う~」と口を前にひょっとこみたいにつき出す

体操5
最後に「べ~」と舌を出して下に長く思いきり伸ばす

筋トレの様に鍛えるという意識を持って1日30回ぐらい行う
口の周りの口輪筋と舌筋が鍛えられ大体1週間ぐらいで
自然と口呼吸が鼻呼吸に変わる

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