痔の予防法・トイレ姿勢【その原因、Xにあり! 12月9日】いきみ過ぎチェック・岩垂純一
2016年12月9日その原因Xにあり!は人に言えない3大お悩みスペシャル
痔の原因「いきみ過ぎ」にあり!痔の原因いきみチェックや予防法などが紹介されました
岩垂純一先生
岩垂純一診療所 所長
痔
男女問わず実は多くの方が悩んでいる
痔に悩んでいる男女の割合は、ほぼ同じ
痔は主に2種類(7割)
【痔核(じかく)】
通称:いぼ痔
男女共に半数以上を占めるといわれる最もポピュラーな痔
【裂肛(れっこう)】
通称:切れ痔
硬い便や下痢のときの便により肛門の皮膚が切れてしまっ
たもので女性に多いのが特徴
痔の原因「いきみ過ぎ」にあり!
「いきみ」とは横隔膜や腹筋の圧力が直腸に加わり
便を押し出すこと
いきみ過ぎることで圧力がくり返し肛門に加わり、痔になってしまう
トイレの「いきみ過ぎ」チェック
【とりあえず行っとこうトイレ】
朝、家を出る前など「とりあえず」と便意がなくても決まった
時間に行く
【全部出しきろうトイレ】
トイレに行ったら、とにかく全部便を出し切ろうとする
【スマホしながらトイレ】スマホや新聞・本を見ながら、長時間
トイレにいる
「いきみ過ぎ」を防ぐには?
便意が生じてからトイレに行く
便意が無いのにトイレに行くからいきんでしまう
便意が生じてから排便をすれば、1回のいきみで7~8割排便ができる
トイレの時間を短くする
日本人の平均トイレ時間は「5分41秒」と言われている
岩垂先生によれば排便にかける時間は3分程度でよいとのこと
全部出し切ろうとしないことがいきみ過ぎを防ぐ
痔を予防する「理想の排便ポーズ」
足は軽く開き床に付ける
上半身は前傾、ひじと膝を付ける
腹筋にだけ力を入れる
【解説】
ポイントは「前傾姿勢」
背筋が真っ直ぐな姿勢の時、直腸は「恥骨直腸筋」という筋肉に
引っ張られ「くの字」に曲がって、便が出にくい状態
便を出そうとお腹に力が入り「いきみ過ぎ」に
前傾姿勢になると、恥骨直腸筋が緩み、直腸の角度が緩やかに
いきみ過ぎずに便がスムーズに出せるようになる
タグ:その原因、Xにあり!
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