医療・健康の新事実【世界一受けたい授業 1月14日】不眠・子どものうつ病・竹村洋典

2017年1月14日世界一受けたい授業は、あの常識が今や非常識
医療・健康の新事実2017などが紹介されました
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竹村洋典先生

総合診療のスペシャリスト
三重大学医学部教授
竹村洋典

布団に入っても眠れない時の対処法

対処1
ポイントは「布団に入らない」ということ
布団に入る⇒眠れないが続くと、布団=眠れないという
条件クセがされ、余計眠れなくなる

「眠くなって⇒布団に入る」行動療法が今の常識!
これを繰り返すことで寝つきが良くなる

卵の新常識

卵1
黄身の色⇒濃い方が栄養価が高いは間違い!
黄身の濃さと栄養価は関係ない!
黄身の色=エサの色

卵2
殻が赤い卵⇒栄養価が高いのも間違い!
殻の色は鶏の種類によるもの
赤い卵の方が流通量が少ないことから値段が割高に
なることが多い為、栄養価が高いと思われがちに

卵3
卵の表面が汚れている時、洗い流すのは間違い!
卵の表面にはクチクラという薄い膜があり、雑菌などから
卵の中身を守っている
卵を洗ってしまうと、クチクラも流れ落ち、卵を守るもの
がなくなってしまい、呼吸をするための穴から雑菌が侵入
してしまうおそれがある
汚れが気にある場合は、キッチンペーパーなどで
ふき取ると良い

医療・健康に関する常識テスト

問.年をとると「筋肉痛」が遅れてくる?〇か×か?
正解は×
「年をとると筋肉痛が遅れてくる」とよく言われるが
医学的に実証されてはいない

問.高齢者の「睡眠時間」は、短くて良い?〇か×か?
正解は〇
一晩に眠る理想の時間は、10代前半までは平均8時間以上
25歳で約7時間、65歳は約6時間
原因はまだよくわかっていないが、実際に年とともに
睡眠時間は短くて良くなるということが分かっている
睡眠は短すぎるのも、長すぎるのも良くない
高血圧や糖尿病になるおそれがあったり、心筋梗塞などに
なる場合があり、死亡のリスクが高まる
昼間によく活動をして、夜ぐっすり眠れる環境をつくる
ことが重要

問.「青竹踏み」は健康に効果ある?
答:効果がある
足1
足の裏にある腱が炎症を起こす測定筋膜炎の予防に
効果があると言われている

問.二日酔いには「迎え酒」が効く?
まったく根拠がない
酒1
アルコール依存の可能性がかなり上がってくる
二日酔いの原因はホルモン異常による脱水や、有害な
物質の生成「低血糖」などが原因
まずは水分補給が効果的

子どもに関する医療の新常識

うつ病1
2016年7月に発表された「うつ病」のガイドライン
子どもに処方される薬はあるが…
子どもは感情をうまく言葉で表せないため、安全な薬を
適切に処方できない恐れがある
さらに、大人に比べ抗うつ薬で自殺などの行動を起こす
可能性が高いため、処方される際には特に注意が促される

うつ病2
うつの症状で医者に来る患者は少なく、別の症状で病院に
かかり診断されることが多い
うつ病は自殺につながる危険性も高いため、細かい変化を
見逃さないように、自分自身や同僚、家族で気を付けましょう

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