寒暖差アレルギー・鼻づまり改善法【その原因、Xにあり! 2月3日】生井明浩
2017年2月3日その原因Xにあり!は冬の朝の鼻づまりの原因
寒暖差アレルギーにもあり!鼻詰まり改善法などが紹介されました
生井明浩先生
はくらく耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック院長
寒暖差アレルギー
風邪や花粉症でもないのに起こる「冬の朝の鼻づまり」の原因の
1つに寒暖差アレルギーの可能性が!
「寒暖差アレルギー」とは急激な温度変化によって鼻の中の神経が
過敏な状態になり、過敏粘膜に覆われた鼻の内部のヒダ「鼻甲介」
が腫れてしまい、鼻づまりが起こる
「寒暖差アレルギー」と鼻甲介の関係とは?
「鼻甲介」は、まるでエアコンのような優れた機能を持つ器官で
冷たい外気を吸い込むと、膨張することで、その温度を一瞬で体温
に近い37℃に変えてくれる
外気を体温に近い温度に変えることで肺のダメージを防ぎ、ウィルス
や細菌などから身体を守っている
寒暖差アレルギーの場合鼻甲介が過剰に反応し空気の通り道を塞いで
しまうほど大きく膨らんでしまうため、鼻づまりが起こってしまう
暖かいところから寒いところへ行ったときなど、7℃以上の急激な
温度差が起こった場合に、寒暖差アレルギーが起こるのではないか
と考えられている
鼻づまり改善の方法
交感神経は脇の下と鼻でつながっているので、脇の下を圧迫する
ことで鼻の交感神経を刺激し、血管を収縮させて鼻甲介を小さく
することができる
つまっている鼻と同じ方の手でこぶしを握る
つまっている鼻と反対の脇を開き、脇の下にこぶしを無理なく当てる
脇の下と鼻の交感神経は、左右反対につながっているため、右の鼻が
つまっている場合は左の脇の下を、左の鼻がつまっている場合は右の
脇の下を刺激する
脇の下を閉じ、こぶしを挟んで脇の下周辺を圧迫
そのまま20秒待つ
※気温の低い場所で改善法を試すことは、通常の鼻甲介の働きを妨げる
恐れもあるので注意!
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