血流アップ法【サタデープラス 2月11日】足指ダッシュ体操・肩まで１０分風呂・焼きみかん・高倉伸幸・増田大作・富永喜代

2017年2月11日サタデープラスは血流アップでぽっかぽか大作戦

高倉伸幸先生

大阪大学微生物病研究所 教授

増田大作先生

大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
特任教授

富永喜代先生

富永ペインクリニック 院長

毛細血管と血流の関係

冬は寒さで血管が収縮し、血流が悪化しやすい
そのため、血液が体の末端まで行き届かなくなり、冷えや筋肉の
硬直がおこり、酸素や栄養素も運搬されずにシミ・シワ・むくみ
などの原因にもなる
さらに悪化すると心筋梗塞や脳梗塞に繋がる可能性が！

身体の血管の９９％が毛細血管
毛細血管の数は年齢と共に減少
しかし、若くても生活習慣の悪化により減少することも

そこで、今ある血管の血流をアップすれば、血液を全身に行き届か
せられ、新しい血管を作ることすら可能になるとのこと

５秒で血流チェック！爪圧迫テスト

人差し指の爪を片方の手の指で挟み、つまんで５秒間圧迫

指をパッと離して爪の状態をチェックする
離した瞬間は白いが、その後２秒以内に赤みが戻るかを確認

赤みが戻るのが遅ければ末梢の循環が悪い可能性が！

１０秒で血流アップ！「足指ダッシュ体操」

イスに深く腰掛ける

転倒防止のため、肘掛けや座面などをしっかりと持つ

かかとを上げ、つま先立ちになる

太ももを大きく上げるように意識し、その場でダッシュ！

ダッシュする時間は１０秒
・ポイントは出来る限り速いスピードで行うこと
１日１回続けるとふくらはぎのポンプ機能が向上！
靴下の状態で行うと効果的

ダッシュが難しい方は、足先をクイクイ上げ下げするだけでも
血流アップには効果が期待できる

血管拡張で血流アップ！「肩まで１０分風呂」

現在、心臓病の治療としても注目を浴びている「和温療法」と
同様の効果が得られる入浴法が「肩まで浸かって１０分間入浴法」
自分が気持ち良いと感じる温度（４０～４１℃）で肩まで浸かって
１０分間入浴
心臓に負担をかけずに全身の血流をアップするのが狙いで
体を芯から温めてリラックスし血管を柔らかくし拡張

高温のお風呂は血管が収縮し、血流を悪くし、血圧も上昇し
体に負担がかかるので適温の４０度前後を守ること！
※ご高齢の方や、持病をお持ちの方は、必ず専門の医師と相談し
　水分補給をしっかり摂り、無理はしないように行うこと

毛細血管を強化し血流アップ！「焼きみかん」

みかんの皮や筋に多く含まれる「ヘスペリジン」という
ポリフェノールの一種が血流をアップさせ、毛細血管を
強くする効果も期待できる

農家が実践！皮ごと美味しく食べられる「焼きみかん」

よく洗ったみかんを、ガスコンロやトースターで弱火で
焦げ目がつくまで焼き、そのまま食べる

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ヘスペリジンは熱に弱く加熱すると有効成分は減少するが
焼くことで、みかんの甘みが増し、皮もやわらかくなるので
食べやすくなる