老化の原因・糖化予防改善法【主治医が見つかる診療所 4月17日】AGE・八木雅之
2017年4月17日主治医が見つかる診療所は10歳若返るぞ
プロジェクト第5弾!糖と油を上手に摂って若返るSP
老化の原因「糖化」を予防改善する方法などが紹介されました
八木雅之先生
同志社大学 生命医科学部
糖化ストレス研究センター 教授
糖
糖は甘い物に含まれている物や果物に含まれる果糖
ご飯やパン、麺類などに含まれる炭水化物も糖の仲間
実は糖の摂り方を間違えると、太るだけでなく
体の中で危険な現象が起こり、急激な老化を進めて
しまうということがわかってきた
それが「糖化」という現象!
糖化とは?
糖は、食べる事で体内に入ると腸で吸収され、血液により
全身に運ばれ、筋肉や脳のエネルギー源になる
しかし、糖を大量に摂り過ぎると、使い切れずに余った糖と
タンパク質が結合して体温で温められ、AGEという老化の
原因となる物質を作りだしてしまう=糖化
AGEが引き起こす問題
糖化が進んでしまうと見た目が5~10歳老けて見えるとも
言われている
またAGEは体のあらゆる場所に留まると言われており
骨に留まると骨粗しょう症のリスクを上げると言われている
さらにAGEは血管の壁を傷つけ、動脈硬化を進行させると
言われており、狭くなった血管が何らかの原因で詰まって
しまうと、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし、突然死のリスク
を上げてしまう
糖化年齢測定器
腕を乗せるだけで20秒程で体内のAGE量が測定できる
紫外線に当たると光るAGEの特性を利用
測定したAGE量から糖化年齢を算出
糖化年齢が高い人の特徴
健康な男女780名の糖化年齢を測定し、そのうち
244名の生活習慣を調査した結果
タバコを吸う人や睡眠時間が平均6時間以下の人
朝食を摂らない人や早食いの人
これらの人が糖化年齢が高い傾向に
糖化を防ぐ方法「血糖値の急激な上昇を防ぐ」
食後の血糖値上昇は体内は糖化が起きやすい状態
老化の原因AGEが作られる可能性が高くなる
血糖値の急上昇は食べる糖の量を制限するのが
効果的だが、1つのものだけを極端に減らすこと
より、食べ方を工夫して体に対するダメージを
少なくすることがオススメ
炭水化物はタンパク質や食物繊維と一緒に食べると血糖値が上がりにくくなる
野菜を先に食べることで、血糖値の急上昇を抑える
ことはよく知られているが、その他にも、一緒に
食べることで血糖値の上昇をゆるやかにすることが
できる
素うどんの場合は温泉タマゴ(タンパク質)と一緒に食べる
冷たいうどんなら、サラダうどん(食物繊維)にして食べると良い
ご飯の場合は牛丼(タンパク質)にして食べる
ヨーグルトの乳清(ホエー)が糖化を防ぐ
プレーンヨーグルトなどの上澄み液:乳清(ホエー)
まだ研究段階だが、乳清に含まれる乳酸菌が糖化を
防ぐ可能性がある
その他の糖化を防ぐ食品
サニーレタス・春菊・ゴボウなどの野菜
ドクダミ茶・柿の葉茶・ルイボスティーなどの健康茶
カルダモン・ローズマリーなどの香辛料
丁医師オススメの糖化対策
水溶性食物繊維+酢
「水溶性食物繊維」は糖の消化吸収をゆるやかにし
血糖値が急激に上昇するのを防ぐ
「水溶性食物繊維」はオクラ・納豆・もずくなどの
ネバネバ食品に多く含まれている
「酢」に含まれる酢酸には糖の消化吸収をゆるやか
にする働きがある
南雲医師オススメの糖化対策
穀物・果物周りの皮の部分にはポリフェノールという
抗酸化物質があり、抗菌作用・傷跡をキレイに治す他
糖化を抑える働きがある
粒が大きいものよりも小さいものを摂るのがオススメ
=皮がある表面積の割合が大きい物
皮ごと食べられるプチトマトやキンカンなど
※食べ過ぎには注意!
タグ:主治医が見つかる診療所
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