体に良い夏野菜【林修の今でしょ!講座 5月16日】モロヘイヤ・枝豆・青じそ・ミニトマト・赤パプリカ・伊藤明子

2017年5月16日林修の今でしょ!講座は、東大ママドクターが
最新研究を徹底解説!医師100人が選ぶ体に良い夏野菜ベスト5
と栄養素を最大限引き出す最強レシピなどが紹介されました
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伊藤明子先生

東京大学医学部附属病院 小児科医
伊藤明子

伊藤先生は、結婚後に2人の子どもを産んで
その後に医師免許を取得し東京大学附属病院の
医者になった東大ママドクター

東大ママドクターが現代の食生活に警鐘を鳴らす

飽食の時代と言われているが、この飽食はカロリーの数
は増えているが、実質的に役に立っている栄養素は少なく
カロリーだけは増えているが、中身は栄養失調状態

警鐘2
また、最近ビタミンD不足が原因の「くる病」になる
子どもが急増
「くる病」は栄養がなかった頃の病気で知られている
【現代の「くる病」の原因】
・過度の紫外線対策
・ビタミンDを含む食材(卵・魚・キノコ類)をとらない

警鐘1

医師100人が選ぶ体に良い夏野菜ベスト5

【夏野菜の魅力】
・色にも栄養素がたっぷり
・暑い気温に耐えうる栄養素も!

5位:赤パプリカ

赤パプリカ1
パプリカは成長と共に色が変化するが、中でも
赤パプリカは栄養がダントツに高い

赤パプリカ2
【強烈なビタミンCで夏の日焼け・肌荒れを撃退】

赤パプリカ3
【ビタミンCは遺伝子のコピーミスを防ぐ】
私たちの細胞は遺伝子コピーによって新陳代謝が
行われているが、その中でコピーミスが増えると
加齢や病気に繋がる
ビタミンCの新機能によると、遺伝子のコピーミス
を減らし、細胞の加齢を防いでアンチエイジングの
効果が期待できるとのこと

赤パプリカ4
遺伝情報は次の世代にも継承される
栄養素が不足している情報も遺伝される

【赤パプリカの美人煮浸しの作り方】
煮浸し
1:パプリカはヘタ・種をとったら縦に細切りにする
・縦に切ることで苦み成分が出にくくなる
2:フライパンにパプリカ・魚粉・しょうゆ・みりん
  水を入れ、フタをして15分煮る
3:盛り付けてかつお節をかければ完成!
・ビタミンCがとけだした煮汁も一緒に摂ること

4位:ミニトマト

ミニトマト1

ミニトマト2
【トマトの3倍のリコピンで夏風邪を予防!】
トマトよりミニトマトの方が栄養価が高い
栄養価が高い理由はミニトマトの方が皮の表面積が多いこと
皮の部分にリコピンなどの栄養素が多く入っている
リコピンは抗酸化作用が強い
酸化とは、言葉を変えると体がサビるような現象

ミニトマトは皮が多い分、食物繊維も多い
食物繊維はただ便秘に良いだけでなく、食物繊維そのものが
免疫力を上げる力を持っている
腸内環境を整えるという大きな力もある

【ミニトマトの効果的な摂り方】
・ミニトマトは切ることで、より栄養が吸収しやすくなる
・リコピンは油と一緒に摂取するとより吸収されやすくなる
・保存は冷蔵庫より常温の方が良い(追熟により甘み・栄養価アップ)
夏は2~3日、冬は7日程度がおすすめ(室温程度)

3位:青じそ

青じそ1
【漢方につかわれるほどの栄養価、香りパワーで食中毒予防】
青じその香り成分(ペリルアルデヒド)に抗菌作用がある
香り成分が細菌の膜を破って破壊することが分かっている

青じそ2
青じそは栄養素の宝庫
青じそは刻めばたくさん食べられて、香りも多く出やすい
また、加熱するより生で食べた方がよりベター
みょうがも抗酸化作用が高いので一緒に摂るとより効果アップ

2位:えだまめ

枝豆1
【野菜の中で豊富なたんぱく質で筋肉増強&夏バテ予防】

枝豆2
疲労回復に良いビタミンB1が豊富
栄養価が豊富な理由は成長するために必要な養分を蓄えているから

枝豆3
枝豆の定番の塩茹では、実は栄養素がお湯に出てしまう

枝豆4
オススメは炊き込みご飯
水に溶け出た枝豆の栄養素を米が吸収
炊飯器だとゆっくり加熱されるので酵素が働き甘みが増す
さらに枝豆の栄養素を最大限に引き出すオススメの
組み合わせ食材は「鮭」でアスタキサンチンが豊富
アスタキサンチンはビタミンCに比べて抗酸化力が
約6000倍

1位:モロヘイヤ

モロヘイヤ1

モロヘイヤ2
【モロヘイヤのカルシウムが夏のだるさ・イライラ解消】
モロヘイヤ100gに含まれるカルシウムは生めざし・しらす干し
に匹敵する量がある
野菜なので、さらにカロリーも低い

モロヘイヤ3
カルシウムには色々な効果があるが、イライラしない理由
としては、カルシウムが神経細胞に入ると精神を安定させる
物質GABAが出るから

モロヘイヤ4
モロヘイヤは刻むことでネバネバ成分ムチン・ペクチンが
より出ることで腸内環境を整え免疫力もアップする

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