熱中症の原因になる高血糖予防法・トマト【その原因、Xにあり! 6月9日】熱中症・泰江慎太郎

2017年6月9日その原因Xにあり!は梅雨から注意!
高血糖で熱中症!?その原因と予防法などが紹介されました
20170610093029

泰江慎太郎先生

銀座泰江内科クリニック 院長
泰江慎太郎

熱中症

熱中症とは、身体に熱がこもることで起こる頭痛やめまいなどの
体調不良のことで、最悪の場合、死に至ることもある深刻な症状
去年5月~9月までの5か月間で熱中症で救急搬送された人は約5万人
今年に入り5月だけでも2613人が救急搬送されているという
一般的に気温や湿度の高い場所にいると起こると言われているが
それだけが要因とは限らない

夏の熱中症の原因、高血糖にもあり!

暑い夏、合間に飲むジュースやビールを飲みすぎると知らず知らず
のうちに高血糖を引き起こしてしまう危険が!
飲み物1
水分補給で飲んでいるこれらの飲み物にも実は糖が含まれている

例えば
飲み物2飲み物3
炭酸飲料(500ml):角砂糖 約18個分
ビール(430ml):角砂糖 約3個分
スポーツドリンク(500ml):角砂糖 約8個分

さらに高血糖が続くと身体が脱水症状を起こしてしまう
飲み物4
血液中の糖が増えると、濃度を下げるため水分が送られる

飲み物5飲み物6
高血糖が続くと常に水分を送り続けるため、身体が脱水状態に
身体の温度調節が上手くいかず、熱中症になってしまう

つまり、ビールやジュースといった糖が入った飲み物での
水分補給は、脱水を加速させ、熱中症のリスクを高めることになる

夏の高血糖予防法

トマト1
1日1個はトマトを食べる
トマトに含まれるリコピンには、血糖値の上昇を抑えるインスリン
の働きを促す効果が期待出来る
リコピンとは、トマトに含まれる色素成分のこと
ある研究では1年間トマトジュースを飲んだ人は飲んでいない人に
比べて血液中の糖の濃度が穏やかになったという結果も

トマトのリコピンは熱に強いという性質もあるので、生で食べると
一度に1~2個程度しか摂れなくても、加熱してミネストローネや
冷製スープなど調理をすれば数個分一度に摂れるためおすすめ

大量に汗をかいた時や熱がこもった時に、即効性ということで
スポーツドリンクなど飲むことはいいが、清涼飲料水や炭酸飲料
などを日常的に飲み続けると、知らず知らずのうちに血糖値が
上がり、サラダを食べていても10代、20代でも糖尿病(2型)が
発症してしまうという

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